藍の刈り取り
そろそろやらねば、やらねば、、と思っていた泥藍の仕込み。
花が咲く前に藍草を刈り取ってしまわねばなりません。花が咲くと、葉にある藍の色素が少なくなってしまうのです。意を決して、今朝決行しました。
藍畑へ行くと、そこには朝日があたってまるで茶畑です。これだけフサフサと育ってくれたところ忍びないのですが、仕方がない。夫がジャキジャキとはさみで刈っていき、息子と私が葉のついた茎を集めて運びます。
泥藍の仕込み
刈り取った藍草を、茎ごと200Lの容器に投げ込んでいきます。必要なのは葉っぱだけなのですが、発酵後に取り出すときに茎があると便利なので、丸ごと使います。
藍草を入れた容器を井戸水で満たして、上から重石をし、放置して発酵するのを待ちます。
発酵してから第二段階に。
ここのところ、徳島のすくも藍、沖縄の琉球藍を譲っていただいていたので、自分たちで藍を育てるのも久しぶり(実際に面倒をみてくれたのは夫ですが)。最後に藍を育てたのは何年前でしょう?小さかった息子は、遊び半分で手伝いはじめてすぐに飽きてしまっていたのですが、今回は最後まで真面目に参加していました。
花芽のついている茎が一本だけありました。今回の刈り取り、時期的にギリギリだったようです。あぶなかった、、。
今回育てたのは、京都の福知山藍同好会さんから送っていただいた「由良川藍」です。とがり気味の葉っぱは大きく厚厚としています。
大工仕事
外壁の漆喰塗りも終わりが見えはじめ、アトリエの中も整理整頓を進めて、なんとかだましだまし来年まで持ちそうになってきたので、倉庫の製作も延期することになりそうです。急いで適当なものを建てるより、しっかり防虫(防ヘビも)できるものでなければ、安心して布もストックできませんから、、。
振り返ってみると、この夏は家族全員で肺炎&気管支炎になったのと、立体裁断の講習とで合計二週間強という時間があいてしまったのでした。工事も予定通りにできなかったのですが、こんなときもありますね。