Atelier Indochine(アトリエ・インドシン)では、草木染めと日本の高い縫製技術を組み合わせ、流行り廃りに関係なく着られる衣類やストールなどを制作しています。

Atelier indochineの前身は、2008年に始めた”tamami watanabe 春夏秋冬の服”という名前の小さなレーベルです。私の目的は、自然素材で丁寧に仕立てられた着心地のよい服、着る方が幸せになる美しい服を作ることです。

東アジア、インドシナからインドにて、職人たちが紡いで織った美しい手仕事の布を使っています。民族衣装や世界の作業服にインスピレーションを得て、私はそれらの素材を使い、現代の私たちが着やすい形の服に制作しています。春夏はインドのカディコットンやリネンの服、秋冬にはそれにタッサーシルクやカディシルク、日本の綿の服がラインナップに加わります。

動くたびに風を受けて豊かな布の表情が現れ、誰でも心地良くゆったり着られるデザインの服は、様々な世代を超えて快適に着られます。草木染めで染められた服は、時間の経過と共にアンティークのような色合いに変わります。着ることで素材は柔らかさを増し、色は時間と共に独特の風合いに変化します。

2020年2月3日
渡辺珠美 / Tamami, WATANABE

2024年追記:渡辺本人の健康上の都合により、リネンやリネン混のアイテムは、現在素材の在庫がある限りの販売になります(あともう2〜3年ほどは、少しだけですが作れるだけの在庫があります)。

アトリエ・インドシンの制作について