春がくると、この光景を見るのが恒例となりました。コットンリネンのブラウスをノリ抜きして干しているところ。空気もカラカラなのでよく乾きます。洗濯物がきれいに乾くのって、気分がよいですよね。

今年こそは色を抑え気味にしようかと思っています。白カディのブラウスにもなかなか色が入らず散々泣かされましたし、、、。それに、白は白でいいものです。毎年春、同じことを思っていながら、色々な色が見たくてつい染めてしまうのです。

ありがたくも今年は徳島のすくもを分けていただけそうなので、ひさしぶりに本藍染めも少しできそうです。こちらはばね指と相談しながらすすめます。

やはりいろいろと道具が揃った自宅は便利です。帰って来てから毎日、半日以上を台所で過ごしている夫。今日は朝からビスコッティを焼いていました。

ビスコッティの名前の通り、これは「二度焼く」のです(そんなこと知らなかった私)。一度焼いたブロック状の生地を、牛刀をつかって薄くスライスしたにもかかわらず、すこしグニャグニャの仕上がりになってしまい、作った本人は不満そう(おいしかったのですが)。

義母の焼くビスコッティはもっと厚くてカチカチ。そのままでも、コーヒーに浸しながら食べてもおいしいのですが、それとは全く別物に見えます。

名前は同じでも、地域や作る人によって様々なのですね。

息子のために、小学校の体験入学の申し込みに市役所へ。今年で小学校最後の体験入学。教科書も揃えました。電車から真っ白な北アルプスが見えました。山の上はまだまだ真冬だなぁ。

帰りにちょっと寄ったセブンイレブンで、若いアフリカ系の青年が、店員さんに何か聞いていました。スマホを取り出したので、Google翻訳の出番ということがわかり、気の毒に思って聞いてみれば、パラセタモール(解熱鎮痛剤)が欲しいとのこと。

コンビニに薬はないよと言いかけて、その子がルル滋養内服液を握りしめているのに気が付きました。今時はコンビニでも薬を売っているなんて!のど飴も欲しいというので、ルル内服液とのど飴をみつくろい、飲み方を説明してきました。

ドモアリガトゴザイマシタと深々と頭を下げるところをみると、日本に住んでいるようです。モデルのような風貌なのに、長野で何をしているのだろう?(←おばさんの疑問)。

長野の人はとても真面目でいい人も多いのですが、シャイなので余計なお節介は焼きません。ここの寒暖の差で風邪をひいて、誰も助けてくれなかったなんてかわいそうですものね。

私も言葉がわからない時、あちこちで親切な人に助けられています。何かの形で誰かにすこしでもお返しができればそれは嬉しいことです。