テト(旧正月)を目前に、街がざわついています。いつも午後は割合と静かな市場も、たくさんの買い物客でにぎわっています。公園には今年も花市が出ているようで、上の写真を夫が撮ってきました。
そういえば、近くの川で赤い鯉を放流しているのを何度か見かけました。調べたら、かまどの神様が乗って天にのぼるため放流するのだそう。店先にお米をまく人も。日本人がお清めに塩をまく感覚でしょうか?
我が家は旧正月を祝う習慣はありませんが、ここ数日は食料の確保でお店に通い続けていました。テトの間は市場もスーパーもカフェもレストランも閉まってしまうのです。政府の発表では今年は九連休。長い!(半ばごろからぼちぼち開けるところもあります)。
お店で現地の人のショッピングカートの中をちらっとみると、山のようなテト用の食材の他に、インスタント麺などの保存食も買い溜めしている様子です。ちまきやナッツ、果物の砂糖漬け、ピクルスなど、それからおめでたい果物などを選んでいる人がたくさんでした。
地理的には東南アジアでも、やっぱりベトナムは東アジア圏ですね。
この上のお店はパテやチーズを買っているお店。ハスキーが店内に2匹うろうろしているので、私も用がないのにこの店内をうろうろしてます。
店先では正月用の食べ物が賑やかに売り出されていました。ここで、ネムチュア(発酵ソーセージ)などを購入。
あとはなますや酢蓮根など野菜の保存食を作ることにします。
日本のお正月を逃してしまいましたが、今年はテトらしい食材が準備できました。(去年はなにがテト用食材なのかわからず、その類は買わなかったのです)。本当は、バナナの葉っぱを買ってちまきくらい作りたいのですけれど。また次回に。