だんだんと暑さがまして、マンゴーのおいしい季節になりました。 日差しは強くても、サイゴンは風があるので過ごしやすく、大気汚染もひどくありません。バンコクはこの頃になると空気がとても淀んでかすんでくるのですけれど(というか、バンコクの空気はいつも悪い・・)。 今回は短めの滞在なのに、ブラウスを8枚も持ってきました。 なのに、着ているのはこのトップ画像の2枚のカディブラウスばかり。これが一番涼しいのです。 この夏には、似ている形を予定しています。何色かに染めてみようと思いますが、白が一番扱いやすいですね(気にせず洗濯できますし)。カディはあまり手を入れず、そのまま着るのが一番だなぁ、と、この白を着ていて思います。 蓮の茎の酢漬けをみつけたので、また「Gỏi ngó sen(蓮の茎のサラダ)」を作りました。 でも、これは茎が細めでも結構硬いです。シャキシャキを通り越して、あご疲労を起こすレベルです。生の蓮の茎を買ってきて、自分で下ごしらえしたほうが食べやすいかもしれません。 たれには生の唐辛子を輪切りにして入れたほうがおいしいです(これはチリペーストつかいました)。 せっかくの蓮の茎サラダなのに、茎が下に埋もれて見えない・・。 日本に帰ったら、蓮根で代用して作ってみようと思います! 毎日通っているクライミング ジム。 後ろでお昼寝をしているのは、ジムのオーナーとスタッフです。みんなでこうして交代でお昼寝しています。暑いし、勤務時間も長いので、こうして空き時間に休んでいるのかもしれません。 のんびりしているのはジムの人だけではありません。 隣の警備員のおじさんがクライミングを見にきたり、売り子のおばさんがトイレを使いに寄ったりしています。向かいの宅配ごはん店のおじさんは、なぜか私たち親子に興味津々。私たちが行くたびにジムに来て、中をうろついています。昨日はどこかの子供のグループが来て走り回って遊んでいました。 これは自分のもので、これは人のもの、という感覚があまりないんでしょうね、のんびりしていて、気楽でうらやましい!(ちなみに、東京の某ジムでは、親が見学しに入るだけで1000円払うんですよ!)。

大晦日
お正月の買い出しも終わり、やっと落ち着きました。飲み水の確保もできました。市場もマーケットも今日から1週間ほど閉店です。街がどんどんガラガラになっています。 息子はここ毎日のクライミングで登りすぎたらしく、腕が痛いようです。ジム通いも休み。やっと少しのんびりしています。 .. 蓮の茎のサラダ(ゴイ・ゴーセン/gỏi ngó sen)が大好きなのですが、近所で食べられるお店がありません。そのために中心地へ行くのもね・・というわけで、自分で作ってみました。 蓮の茎は市場やお店で簡単に見つかります(買っておきました)。 束になって売っていて、外見はまるでフキ(これはちょっと太めです)。中には蓮根とそっくりな穴が空いています。蓮根好きの私としては、これにも感動です。 薄皮をむき、適当に切って甘酢につけておきます。 かなり白くなります。シャキシャキです。 この蓮根の茎を細く切り、これをメインに、人参のなますや、レタスのちぎったものを混ぜます。 茹でエビと焼いた豚肉を散らし、ヌクチャムのタレ(魚醤の甘酸っぱ辛いドレッシング)を混ぜます。 ピーナツ、フライドガーリック、シュリンプクラッカーなどをトッピング(適当です)して出来上がり。 カリカリ、サクサク、酸味と甘み、ちょっと辛くて旨味もたっぷり。適当に作ってもなかなかです(写真がなくてごめんなさい)。 蓮根の茎は、細いものを甘酢につけたピクルスのようなものも売っています。これを使ってもいいかな(白すぎるのが気になりますが・・)。 … 市場にある、このチェー(ベトナムぜんざい)屋さんもおやすみです。 私の気に入っているのは、緑豆とココナツミルクのチェー。昨日行ったら閉まっていてがっくり。 .. さあて、お正月休みの間に、確定申告の準備を終わらせてしまわねば。 一番上の写真は、いつかハノイで撮ったもの。

白いクリスマス
早朝、父の雪かきの音で目が覚めました。予報以上の吹雪。いよいよこの季節がやってきました。 雪かきを手伝い、吹雪のなか犬の散歩をして1日が始まりました。朝から動いておくと、体が温まってちょうど良いのです。 … 午後には東京へ来ました。クリスマスの日には息子の試験があるのです。高校の単位取得のための認定試験。これを落としたら大変です(留年。。)。 いつもは軽井沢を通って新幹線で東京入りしますが、今回は松本を経由してきました。 北の信州を脱出したところで、もう雪がありません。途中の山梨では、野山の草がまだ青々していて衝撃でした。 東京も秋のような気候です。これならセーター要りませんね。 … 長野の自宅には、夫と冷凍鴨を残してきました。解凍は時間がかかるので、このようにするのだそう。鴨が溺れているみたいです。 私たちが帰宅したら、夫がローストしてくれるそうです。

夏の終わり
朝晩涼しくなって、過ごしやすくなりました。夜は虫の声の大合唱です(上の画像は藍甕の蓮。メダカも元気です)。 そういえば、毎年、暑くなると出してくる窓用エアコンも、この夏は物置にしまったままでした(なぜかというと、暑くなりそうな日は、ジムや外岩へ行っていたのです)。 ここ最近、家の中で作業のできる日は、来年のブラウスのパターン製作をしています。 パターンがいちばんの曲者。立体で作ってパターンに落としても、実際使う予定の布でサンプルを縫ってみると、イメージが全く違っていてボツ・・ということを何度も繰り返しています。日の目を見ないサンプルが、アトリエにたくさんあります。 縫い代始末の方法や、付け加える要素によっても雰囲気が全く変わってしまうので、こちらも毎回悩みながらの作業です。染めよりも時間がかかります。 写真は米粉のカヌレ。外もカリッと焼けました。小麦粉を使わなくてもおいしくできるんですよ。 マフィンやパウンドケーキも最近は米粉でうまく作れるようになりました(小麦粉の風味がないので、作るものによっては材料を多少変えます)。

フェンネル
ようやく自分の時間が少しできたので、米粉のパンを焼いてみました。外側がカリカリになるように焼くレシピです。小麦の香ばしさはないけれど、その外側のカリカリと中のもちもちがなかなかおいしいパンになりました。 思い出して、安曇野のエイコーンさんに以前いただいた、グリーンゲージプラム(すもも)とフェンネルポラン(花粉)のジャムの封を開けてみました。小麦を食べられなくなってしまい、いただいたまま寝かせてあったものです。 初めて焼いた米粉パンにバターを薄く塗って、プラムとフェンネルポランのジャムを乗せて食べてみました。これはおいしい。フェンネルの茎と同じ、爽やかな香りです。花粉だけでこんなに強いフェンネルの香りがでるものなのだと感動しました。食べるものにはこだわる夫も、しっかりとフェンネルの香りがすることに驚いていたようです。 この春に、母が庭に植えたフェンネルが、私の背丈より大きくなっています。 これはバルブ(茎)が太る(食べられる)種類ではないので、葉っぱを使うのでしょうが、こんなに立派なのに誰も使わないままです。ちょうど今、花も満開です。アゲハの小さな幼虫もたくさんついています。 花に袋をかぶせて振ってみると、花粉がぽろぽろと落ちてきました。一本の株から、これだけの花粉がとれました。指で少しつぶしてみると、強いフェンネルの香りがします。これがジャムにはいっていたのかぁ。 使い道はあとで考えることにして、とりあえず冷凍です(薬効もあるそうですよ〜)。 一足遅れでつくった白梅漬け(春からバッタバタで時間がなかったのです・・)。 オンラインストアが終わってやっと落ち着いたので、カンカン照りの日に4日干しました。干しすぎてしまったのか、瓶詰めにしてからあまり梅酢が出てきません。しょっぱいかなーー。 最近は、お昼前に出かける時はおにぎりを握り、すず竹のお弁当籠に詰めて持っていきます。来年はこの梅も入れられそうです。楽しみです。

夏休み
オンラインストアの片付けもそこそこに、山へ行ってきました。お盆前のプチ夏休みというところです。 場所は、長野県と山梨の県境にある秩父多摩甲斐国立公園。小川山というフリークライミングのメッカになっている山です。 長野も広いですね・・・2時間ほど車を走らせ、目の前に拡がるキャベツ畑を抜けると、そこはもう小川山のふもと。涼しいし、水は清らか。別世界です。(ちなみに、このキャベツ畑では、農家の高齢化に伴い、ベトナムからの若い研修生が労働力になっていることが知られています。久しぶりにベトナムの人をたくさん見ました)。 岩のごろごろする小川山でたっぷりクライミングを楽しみ、川では水遊びをしてきました。 クライミング用のマットレス(クラッシュパッド)を背負って山を登ったり下りたりするのは疲れたけれど、とてもいいリフレッシュに。 夜は星がとても近くにまたたいていました。カメラ持っていかなかったので、景色もこんなスマホ写真しかなく、残念。 キャンプではいつものことなのですが、一夜目はクマが心配でよく眠れないのです。 今回も同じ。山荘の入り口に「熊目撃情報ありました」と張り出してあったので、なおさらです。二夜目は寝不足と疲れでだいたいよく眠れるのです。行くなら2〜3泊で行くのがよさそうです(次はいつ行かれるかなー)。 近くに落ちている枯れ枝や木を集め、樺の枯れた樹皮を焚きつけに、子供たちが上手に焚火を始めました(火遊びは楽しい!)。緑に囲まれ、水があって、火があって、ご飯が食べられるというのは、他に何もなくてもそれだけで幸せです。山にいくというのは、自分の心を原点に戻してくれるチャンスだなと思いました。

どうもありがとうございました
7月28日に夏のオンラインストアが閉店いたしました。日時指定がおありのみなさまを除き、ほぼ発送は完了いたしました。 たくさんのみなさまにご注文をいただき感謝いたします。いつも通りの短い間のオープン期間でしたが、みなさまにお気に入りの色や形を選んでいただいたことと思います。 リピートでお選びくださるみなさまも多く、作ってきてよかったと心から思いました。 ストア始めの画像がアップできない問題の中、みなさまには見づらいサイトによくお付き合いいただきました。こちらもありがとうございました。 梅雨のようなお天気が終わり、一気に暑くなりましたね。今回お選びいただいた、薄手カディやリネンのものをご活用いただけますように。 今日は私、コロナの予防接種の第4回目を受けに出かけました。長野も異常に暑いのですが、カディのブラウスのおかげで快適に過ごせましたよ!(普段出かけるところが、息子の用事や家事の雑用を除くと無かったりします)。 しばらく前のことなのですが、夫にギーを作ってもらいました。 1ポンドのバター(455g)をぐつぐつ煮て、不純物を取り除いてから濾してできあがり。バターの重量の7割くらいになったようです。 アーユルヴェーダの本をチラッと読んでギーを使おうと思っていたのです。が、それがなぜギーなのかはすっかり忘れました・・夫はインド料理を作るのに活用しています。 ストアの片付けが終わったら、また本を読み返してみます!

ストア オープン予定
6月7日(火)21:00から一週間、オンラインストアをオープンする予定です。 染めたものを洗ったり畳んだりしていますが、 雨が降り出す前にほぼ終わってホッとしています。 まだ染め上がっていないのは、上のベンガラ染めの赤。 ベンガラは汗などによる変色がないので、夏の服にぴったりだと思います。 赤はとくに汗に弱いですから。 茜やラックの赤よりも、ぼわ〜んとした優しい色です。もう少し染め進めてみます。 ここ二週間ほど胃の調子が特に悪く、おかゆしか食べられない日が続いていました。制酸剤を飲みながら痛みを我慢して生活していました。 かかりつけのお医者さんに相談はしていたのですが、どうしても治らないのです。今日は思い切って大きな病院へ行き、胃カメラを受けてきました。 その結果、何が問題か、そしてその原因もわかりました。治らない病気ではありませんでした。(遺書を書かないといけないかな・・なんて思っていました・笑)。胃カメラってすごいですね・・。 初夏のオンラインストアも開けるかどうかも、ここ一週間は実はとても不安だったのです。その心配もしなくてよさそうです。 あとは写真撮影を進めていきます!

新緑の季節
新緑が眩しい季節になりましたね! 近所のりんご園でも、もう花が満開です。 まだ蚊もいないし、藍染をするのも快適な時期です。水洗いの水の冷たさが心地よいほどになりました。(あっという間に夏になりそうですねー)。 … そういえば先日のこと、 重いものを動かすのに、息子に手伝ってもらいました。 服を汚さないため、私の藍染用のデニムエプロンを着せたのです・・が、背中の筋肉が厚すぎて、エプロンが入らない!!ぎゅうぎゅう押し込んだら(?)胸当てで首をつりそうになっていました。 私の頭の中にある息子は、まだ小さな男の子。でも、いつの間にかそんなに大きくなっていたのですね。 いつぞやの。庭でベリー摘み。

どうもありがとうございました!
春のオンラインストアが閉店いたしました。 みなさま、ストアをご利用いただき、どうもありがとうございました。発送も完了いたしました(私の都合でお待たせしているご注文を除きます)。 いただいたメッセージやコメントからは、みなさまにお会いできなくてもそれに勝るほどの温かい気持ちが伝わってきました。選んでくださった衣やストールを、お役に立てていただけますよう願っていますね。 見ているだけでも楽しいとおっしゃってくださる方々もいるので、分かりやすい写真を撮ることを心がけますね。それにしてもいつも撮影は苦しみながらやっています・・笑。いつになったら思うように撮れるのでしょう?? … 話は全く変わりますが・・・ 息子のクライミング友達に誘ってもらい、今週末も白馬の奥の小谷村へ行ってきました。競技会場で自主トレです。 行く途中の村では、村中にある山桜が満開。白馬の雪景色を背景に、それはそれは桃源郷のようでした(桃じゃないけれど)。 小谷でも、競技会場の隣に山のように積んであった雪がほとんどとけていました。桜も蕾が開きかけていました。競技の日まで咲いていてくれるかな。 いつの間にか良い季節になりましたね。