春のオンラインストアの準備で、ずっと染め作業をしていました。

今回は、ベンガラや草木で少し染めてみました。柿渋も頑張りました。

これまでは、柿渋は煮染めでしか染めたことがなかったのです。今回は柿渋液に浸して太陽に干し、媒染をするという方法でやってみました。

一枚の布ではなく、服になったものを均一にムラなく染めるのは、かなり難しいということがわかりました。それでも、柿渋ならではの質感や色の加減は独特。この柿渋染め、好きな方が多い理由がやっと分かりました。私もとても気に入りました。煮出す作業や染めるのに火を使わないというところもすばらしいですね。 

自分の服も試しに染めてみたのですが、摩擦でひどく色落ちしたり、洗濯で色がドバーッと出たりということもありません、今のところ。

藍染は武州本藍の職人さんに染めていただいているもの、それから自分でも少しインド藍で染めたものが少し。絞る作業を工夫して、指に負担がかからないように水を切る方法を考えたのですが(くるくる丸めて体重をかける)何個もボタンを割ってしまいました・・・体重かけすぎですね・・。

そんな調子で染めをしていたのですが、おとつい、アトリエの中に置いてあった重いものを動かしていて、そのキャスターを人指し指の上に落としてしまい、先がパックリ・・血がドドーーッ。もうこの辺でやめろということでしょうか。

今週は写真を撮って、ストアアップの準備をしますね。一週間後くらいには、ストアオープンできるように進めます。