風邪気味で学校を休んでいた息子が、今日(月曜日)ようやく登校したので、ホッとしています。 食事の時間など、食べるのも忘れてベラベラベラベラとずーーーっとしゃべっているので、次から次へとよく話すことがあるものだと、無口な私は呆れるこの頃です。聞けば夫が同じようにお喋りだったらしい。 そして、私の仕事中にアトリエにフラッと来ると、珍しいものはどんな小さなものでも見逃さず、ちょっと油断して手に持たせようものなら、なんでもバラバラにされてしまいます(カメラもバラバラにしたことが)。今日も仕事用の鉛筆削りを見つけると飛びついていたので、すかさず取り上げました。夫も小さい頃に電話などをバラバラにしていたそうなので、似ているのでしょうか? 一体、私の血はどこに流れているのでしょう? いよいよ水が冷たくなってきたので、染めはもうそろそろおしまいにして、今は来年向けの制作を地味ーに進めています。 20年以上前に買ったシルクピン(左上)だけでは足りなくなってきたので新しく買い足し、立体裁断の講習に行った時に知った道具も買い足し、だんだん新しい顔が増えてきました。今頃になって初のアップデートなんて遅すぎで笑ってしまいますが、スチールの定規たち、ぐにゃぐにゃ曲がる定規、ドイツのトゲトゲルレットなど、とても使いやすくて助かります。 一番のお気に入りはもちろん、この人台です!この人台に向かうと、O先生の厳しいお顔が目に浮かびます。「ていねいに、ていねいに」、、と呪文のように唱えながら作っています。 アトリエにもそろそろ暖房が必要になりそうです。 息子が生まれた時にお蔵入りした灯油のストーブを思い出し、ひっぱり出してきて掃除しました。構造が簡単なので使いやすく、パーツが今でも手に入るので、万が一こわれても取り寄せて自分で直せます(これも息子に見つからないようにしないと、、危険危険)。 天井が高いため、あまり暖かくならないのですが、11月いっぱいこれでしのぎます。

中休み
雨 北海道や東北地域は大変な雨のようですね。北日本にお住まいのみなさま、くれぐれもどうぞお気をつけください。 昨日の夕方はこちらもひどい土砂降りに。息子と姪っ子のお迎えは、いつも母が車で行ってくれているのですが、私も息子の長靴と傘をもって、一緒について行きました。 水陸両用車のように水しぶきを上げて進みながら学校に到着すると、下校する子供たちを横目に、校庭でずぶ濡れになって滑り台で遊んでいる男の子がいました。滑り台の下は、ドロドロの水たまり。「あの子のお母さんは洗濯が大変でかわいそうだなぁ〜」と思いながら、ザブザブ雨の中、息子を探したのです。が、よくよく見れば、そのずぶ濡れの子供がなんと我が息子。この時点でようやく、もって行った長靴と傘がまったく無意味だったことを悟ったのでした。 元気がよいのはいいことですが、あの子は95%夫似だと思ったのは間違いで、95%サルなのではないかと思うこの頃です。 お知らせ 先日30日に、ニュースレターの配信をいたしました。何人かの方へのニュースレターが、宛先不明で返ってきてしまいました。 メールアドレスを変更なさったみなさま、ニュースレターの配信をご希望の場合は、新たにご登録していただけますと幸いです。その際、tamamiwatanabe.comドメインからのメールが受信できるよう、迷惑メールのブロック設定を変更してくださいますよう、お願いいたします。 アトリエにて アトリエを片付けて、窓にようやく網戸をつけました。 昔の木の窓枠なので、そのサイズに合わせて木のフレームを作るのが面倒で、何年も放置してありました。思いついて、窓の大きさに切った網戸用の網にマジックテープをぐるっと縫い付け、はがせる強力両面テープを使って窓枠に貼っただけ。とりあえずはこれでいいことにします。 家は木に囲まれているので、ここは蚊が多いのです。今まで蚊にさされ放題だったのですが、これで快適に。これならスズメバチが入ってくる心配もないし、仕事もはかどりそうです。来年はきちんと木のフレームを作らなくては。 そういえば、ペナンの家には網戸がなかったのでした(網戸のない家が多い)。蚊どころか、ヤモリやコウモリも窓から入ってきました。日本のように便利で優秀なDIY材料なんて手に入らないので、仕方なしに虫とも共存だったのです。でも、考えてみれば日本だって、窓に網戸をつけるようになったのは、最近のことですよね。 グレインノート展が終わって一息ついたので、オンラインストア用のものもそろそろ製作再開です。ウールのレギンスを作る予定です。カシミア95%のコート生地も買ってあるのですが、間に合うかな?こちらは着られる時期もずいぶん先になりますが。

ようやく
ここ最近ずいぶん暖かくなり、ちょっとホッとしています。木蓮が咲きはじめ、木も芽吹いてきて、庭にも色がでてきました。外で思い切りきれいな空気を吸い込みたいのですが、花粉もどっさり吸い込みそうです。これもしばらくの辛抱です。 先日、Fog Linen Work さんのフェイスブックで紹介していただきました。まだあまり色が揃っていないのですが、このままの白と青だけでもきれいかなぁ、、なんて思ったり。また追い追い写真を撮ってこのブログにも載せますね。写真といえば、インスタグラムのアカウントもあらためて作りました(右上にもアイコンを追加しました)。利用なさっているみなさま、ご覧くだされば嬉しいです。 最近は、染めたり、染料を煮出したり、アトリエの整理をしたり(どうして今頃やっているのか?)、大いそがしです。 先日は、息子が棒切れを集めて、隠れ家を作ろうとしていたのですが(ビーバーの家?)、夫に「そんなもので出来るか!」と怒られていたのをみかね、アメリカ先住民のテント「ティピ」もどきを一緒に作りました。染め作業があるのに、どうして私がこんなことを?と思いながら、、。 竹とリネンでできていて軽いので、昨日の強風で吹き飛ばされないか心配でしたが、今朝起きてみたら、まだありました。これでしばらくはおとなしくしているでしょう、、多分。子供は秘密基地が好きですね。 アトリエを整理していて、リネンやヘンプで服を作り始めたばかりの頃の写真を見つけました。 下は、2010年(2009年かも)ごろのアトリエ展のようす。飾り方が悪いですねぇ、、。今は、布やら道具やらでものが溢れかえっているので、このスッキリしたアトリエが懐かしいです。

お知らせ
安曇野におすまいの陶芸家、岡澤悦子さんのオープンアトリエが明日(10:00-15:00)開かれます。 岡澤さんといえば、白い器。普段にも特別な日にも両方つかえる潔さが印象的です。岡澤さんのブログも、制作の励みにしている私です。なかなかアトリエを訪問できる機会はないと思いますので、安曇野にいらっしゃるご予定のみなさまも(そうでないみなさまも)、ぜひ足を運んでください(私も白い小物を少し置かせていただきます)。 白いものを見るとつい染めたくなってしまう病の私ですが、岡澤さんの作品をみていると、白という色はなんと美しいのか、、と改めて思います。来年は白いシリーズもやってみたいです。 今日はリネンガーゼブラウスのパターンの直しを。 デザインや形が決まるのはいつも非常に早いのですが、その後の細かいところが悩みどころです。見返しをどうするか、接着芯をつかうのか(ほどんど使いませんが)、ボーはどんな裁ち方にするのか、縫い代は折り伏せにするのか、割り伏せにするのか、うじうじ考えている時間が長いのです。今日もうじうじの一日でした。