昨日、ようやく藍の仕込みを始めました。
仕込んだのは半俵(28kg)。徳島からきたすくもです。これは去年のうちに送っていただいておいたもの。
生産量が減ってしまい(私が出遅れたこともあり)、今年は新年度産が手に入りませんでした。藍農家さんも高齢化がすすみ、数も減っているそうです。いつまですくもで藍染ができるかな・・と不安になります。
さて、こちらが今回のすくも。腐葉土のようないい香り。
草木灰から作っておいた灰汁は、泡をとりのぞき、上澄みだけをすくってつかいます。
すくもを別容器にいれ、灰汁を投入。
足で練ります。
この練る作業がとても大変でした。
長靴を履いて、容器の中に入って足で踏みつけるのですが、まるで泥沼の中をもがきながら散歩しているよう。足が抜けなくなった時には、絶望的な気持ちになりました。
夫は面白半分に冷やかしに(?)きて、5分もやらないうちに「日本人って、どうしてこんな面倒なことばかりやりたがるんだ・・」とブツブツ言いながら去っていきました。
灰汁を少し足して緩くしてから、合計三時間練りましたが、終わりには足が上がらなくなりました。途中、息子に30分ほど代わってもらった時には、本当に助かりました。
1日目はここでおしまい。
夕食後は、文字通りばったり倒れておりました・・。