冬の準備

冬の準備

書きたいことはたくさん思いつくのですが、なかなか時間がとれないままでいます。この調子で今年も終わってしまいそうな予感がします・・。 … 今年は、息子のクライミングのトレーニングにつきあいすぎました。 運転してジムへ連れて行けば、それで私の1日がつぶれてしまうことも度々。時間にしたら、一年のうちの二ヶ月ぶんの時間を費やした気分です。 新しい形のアイデアがあっても、なかなかまとまった時間がとれませんでした。まぁ、息子につきあっていたのは、息子の要請でもなんでもなく、私の好きでやっていたことなのですが・・。 考えてみれば、息子もあと2年で成人するのです。私も考えて、本人に任せることに決めました。いつまでも親がでしゃばっていては、子供も自分のことができるようになりませんから・・。 ちょうどこの1ヶ月間、息子の咳が続いてトレーニングを休んでいたのです。その間、これまでを振り返るよい機会となりました。 来年は新しいものを見ていただけるように、いまは準備を進めているところです。東京での展示も復活しますよ!! … お天気を見て、最後の藍染めをしました。 そのあとは、洗って干して、今年は染めももうおしまい。 もうしばらくすれば、水が凍り始めます。 旧・藍甕(笑)で蓮を育てて2年。 めだかがボウフラ退治に今年も活躍してくれました。このまま藍甕の中に放っておけば凍ってしまいます。 息子に頼んで、60センチ深さの穴を掘ってもらいました。プラスチックの樽を丸ごといけて、めだかを移住させました(陶器は凍ると割れるので)。 土の表面は凍りますが、地中から汲み上げる井戸水はあたたかく感じます。なんとか底のほうで生き残ってくれるといいな。 家の周りを片付け、日除けをしまい、窓をふさいで、水道のヒーターもチェック。冬を迎える準備も進んでいます。

どうもありがとうございました

どうもありがとうございました

秋のオンラインストアが11/4に閉店いたしました。 たくさんのみなさまにご覧、そしてご注文をいただきました。どうもありがとうございました。 今回は、ラストスパートにおどろきました・・みなさま、よくよく悩んで選んでくださったということがわかりました。 夏とは違って、秋らしい色を選んでくださった方が多かったのも印象的でした。みなさまのお手元でお役に立ちますように! … コロナの前に最後の展示会を開いてから、もう3年も経ってしまいました。 今年はそろそろ展示会ができるかな・・?と思っていたのですが、結局はすべてオンラインでさせていただきました。 来年こそは、感染対策をしながら、東京の展示会を復活できたらいいなと考えています(希望です)。 なかなかお会いできない遠方のみなさまも、気にかけてくださっているのがとてもありがたいです。もちろんオンラインも続けますね! … 話はガラリと変わりますが・・・ 11年前、夫の実家(アメリカのフィラデルフィア)へ行った時に、近所にあった大きなシルバー・メープルの木の種を拾ってきました。 植えると芽がでてそれがすくすくと育ち、ここ何年かで突然急に大きくなったのです。10mは軽く超えていました。 そこで出てきたのは、地下にある水道管が痛むのでは?という心配。まさかこんなに大きくなるとは・・・。 今年はその木を思い切って切ることにしたのです。 先週末はその作業をしていました。 父と足場を組み、夫や息子も借り出しての作業です。枝を下から少しずつ切り、それを片付けてから、幹を切っていきました。 シルバー・メープルはとても硬い木で、先住民(アメリカインディアン)がカヌーの材料にしたそうです。チェーンソーなしではとても切れなかったでしょう。 (アメリカインディアンは、樹液を咳の薬にしたという(薬用メープルシロップですね)にしたとも読み、いつかメープルシロップを作る日を楽しみにしていました)。 花が咲いたら種を採ろうと思っていたのですが、なかなかできませんでした。最近になってようやく花芽がついたのです。咲くのは来年の春。残念ながら間に合いませんでした。 義母がホームへ引っ越したので、夫の実家もなくなりました。シルバーメープルの生えていたあの場所へ行くことももうないでしょう。 家の敷地に大きくなるものを植えてはいけないという勉強になりました。

ストア オープンしました

ストア オープンしました

10/25に秋のオンラインストアがオープンしました。 みなさま、たくさんのご注文をどうもありがとうございます。 発送作業をいま進めています。 机の上にご注文分を並べてみると、それぞれとてもきれいです。薄手のものがほとんどですが、秋冬の重ね着の上に、草木染めの色を加えていただければ嬉しいです。 予定通り、第一便は28日に発送の予定をしています。 そういえば今回は、なんとカディのブラウスが一種類しかありませんでした。予定していたものが間に合わなかったのです。 … 1ヶ月待った夏のカディが、とうとう到着しました。 ベンガルで作ってもらったとてもよいカディです。 これは到着したときの梱包(この上から透明ののびのびプラスチックがぐるぐる巻きになっていました)。布で丁寧に包まれ、合わせ目は手で縫われています。インドからの荷物の到着はいつも感動的です(いろいろな意味で・・)。 これで来年の夏のカディの心配がなくなりました。

秋の色とオンラインストア

秋の色とオンラインストア

ようやくオープンのめどがつきました。 10月25日(火) 21:00〜 10日間ほど開けるつもりです。 数も少ないささやかな オンラインストア になりますが、ご覧いただければ幸いです! … 一番上の画像、奥のオリーブグリーンは、やまももで何度も染めた海松色(みるいろ)です。 濃くとても深い色。これは今の時期に着たいですね。 … … この週末は久しぶりによいお天気が続いています。 洗って仕上げて乾かして・・・あとは写真撮影が待っています。 (実は藍染はまだ全部終わっていません〜)。

秋の染め

秋の染め

あっという間に10月になってしまいました。 過ごしやすくなってきたので、ようやく藍染めを再開しています。 秋らしい色も染めてみたいなぁ、と思いながら、昨日は玉ねぎの皮を煮出しました。何度も染め重ねるとオリーブ色になります。外で煮出すのですが、辺り一帯にスープのいい香りがするんですよ。 辛子色にも挑戦しようと思っています。石榴(ざくろ)かな、やっぱり。 … 下は、来年のブラウスの試作。 パターンの段階で何回か作り直し、薄いコットンで作ってみたらイメージがいまいち違うので作り直し・・ということをしていたら、どんどん時間が経ってしまいました。これはひとまず寝かせておきます。いつも、形が決まるまでは、マラソンを走っているみたいです。 来春用のカディも、しばらく前に注文しました(ドルが強すぎる・・・)。カウント200の繊細なカディです。ベンガルのいつもの工房です。 すぐに送ってくれるという話だったのに、なんだかずるずる先延ばしになりました。今週はドルガ・プジャ(Durga Puja)というお祭りがあるということで、また更に先になりました。やっぱり・・。 インドから送ってもらうのはいつもこんな調子なので、それを見越して半年前に発注することにしたのです。また美しいカディでブラウスを作ることができて幸せに思います。 … 最近やっと、「CALICOのインド手仕事布案内」小林史恵著(小学館)を手にすることができました。 「インドの美しい手仕事布をめぐる旅」とあります。インドのひとびとと布つくり、服つくりを続けるCALICOさんによる、インドの布という大きな森への案内です。時間をかけて職人の手で作られる布たち、その土地や職人、背景のドキュメントがぎっしり詰まっています。 私なんかインドからカディを何年も注文していますが、このような背景は現地にいる方でないと分からないこと。さぞご苦労なさっていることでしょう・・・。これはインド布への愛がないとできないことだと思います。素晴らしい。 また、一ページ読んで、著者小林史恵さんの豊かな語彙に心を打たれました。相当本を読んでいらっしゃる方だなぁ、と。「きゃー、きれい、かわいい、素敵!」ではなく、目にしたことのないものを言葉で説明するのはとても難しい。でも、小林さんの言葉には生命が宿っていると思います。 私もまだ全部読み終わっていません。雨の日にでもじっくり広げるつもりです。

歴史の里へ

歴史の里へ

トレーニングのために、息子を松本のジムへ定期的に連れて行っています。 待ち時間には、ジムで読書やパソコンを開いて待っていることもあります。外を快適に歩ける気候になってきたので、先日は博物館へ行ってきました。「松本市歴史の里」です(先週のことです)。 松本城の近くにあった裁判所や、野麦峠にあった宿などが敷地内に移築されています。 裁判所は、取り壊しが決まっていたものの、松本市民の反対運動があり移築が決まったそう(コストの4割を松本市民が負担したそうですよ)。広々とした明るい建物。来場者もおらず、ゆっくりみることができました。 昔の木造の学校の校舎のようですが、りっぱな玄関と高い天井はさすがに威厳があります。その天井の幾何学模様のような木の細工もすばらしい。 朱色の床は、天然の材料で作ったリノリウム。松脂や亜麻仁油(リネンのタネの油)などからできています。歩くとしっとり柔らかい。リノリウムの「リノ」は、材料の亜麻(リネン)のこと。リノリウムが天然素材とは知りませんでした! … 付属の館では、草木染めや裂織り、みすず細工のワークショップも時々開催されています。 みすず細工とは、すず竹(篠竹)使って編まれた生活用品。かつては松本の伝統工芸でした(松本のみすず細工については、下の<追記>をご覧ください)。 こちらの博物館には「歴史の里みすず細工の会」のみなさん制作のざるなどがありました。 いっときは絶えてしまった松本みすず細工。こうして有志のみなさんの力で少しずつ復活し、形になってふたたび世に出されるとは夢のようです。 私が頂いてきたのはこちらのざる。戸隠の根曲り竹のものと比べても、とても柔らかな優しい顔をしたざるです。 機械から押し出されたみな同じ形のプラスチックではなく、このように人の手の感じられるものが身の回りにあると安心します。人がひとりひとり違うように、手で作られたものはみんな違う顔をしているのです。 軽い果物や野菜を置いたり、蒸し物を食卓へあげるのになど、毎日の生活でたくさん使いたいと思います。 <追記>松本のみすず細工は、江戸時代にはすでに松本の名産として紹介されていたそうです。国内でも行李やびくなど広く流通しており、明治には外国への輸出をするほどだったよう。それが明治40年に3万個作られていたのが、大正元年には8千個まで減少し、衰退していったとのことです。材料が地元で調達できなくなると価格が上がり、国内競争に勝てなくなったそう。 昭和23年柳光悦の「手仕事の日本」出版にはじまる民藝ブームでふたたび注目されるも、昭和の終わり近くには絶滅寸前になっていたそうです。(プラスチックの手軽さには勝てなかったのですね・・) 松本で最後のみすず細工の職人さんが2009年に亡くなったあと、松本市の後援のもと、みすず細工復活事業が2011年に立ち上がりました。この「みすず細工復活プロジェクト」さんたちの作品は、松本市立博物館に置かれているそうです(松本民芸館でも目撃しました)。

夏の終わり

夏の終わり

朝晩涼しくなって、過ごしやすくなりました。夜は虫の声の大合唱です(上の画像は藍甕の蓮。メダカも元気です)。 そういえば、毎年、暑くなると出してくる窓用エアコンも、この夏は物置にしまったままでした(なぜかというと、暑くなりそうな日は、ジムや外岩へ行っていたのです)。 ここ最近、家の中で作業のできる日は、来年のブラウスのパターン製作をしています。 パターンがいちばんの曲者。立体で作ってパターンに落としても、実際使う予定の布でサンプルを縫ってみると、イメージが全く違っていてボツ・・ということを何度も繰り返しています。日の目を見ないサンプルが、アトリエにたくさんあります。 縫い代始末の方法や、付け加える要素によっても雰囲気が全く変わってしまうので、こちらも毎回悩みながらの作業です。染めよりも時間がかかります。 写真は米粉のカヌレ。外もカリッと焼けました。小麦粉を使わなくてもおいしくできるんですよ。 マフィンやパウンドケーキも最近は米粉でうまく作れるようになりました(小麦粉の風味がないので、作るものによっては材料を多少変えます)。

フェンネル

フェンネル

ようやく自分の時間が少しできたので、米粉のパンを焼いてみました。外側がカリカリになるように焼くレシピです。小麦の香ばしさはないけれど、その外側のカリカリと中のもちもちがなかなかおいしいパンになりました。 思い出して、安曇野のエイコーンさんに以前いただいた、グリーンゲージプラム(すもも)とフェンネルポラン(花粉)のジャムの封を開けてみました。小麦を食べられなくなってしまい、いただいたまま寝かせてあったものです。 初めて焼いた米粉パンにバターを薄く塗って、プラムとフェンネルポランのジャムを乗せて食べてみました。これはおいしい。フェンネルの茎と同じ、爽やかな香りです。花粉だけでこんなに強いフェンネルの香りがでるものなのだと感動しました。食べるものにはこだわる夫も、しっかりとフェンネルの香りがすることに驚いていたようです。 この春に、母が庭に植えたフェンネルが、私の背丈より大きくなっています。 これはバルブ(茎)が太る(食べられる)種類ではないので、葉っぱを使うのでしょうが、こんなに立派なのに誰も使わないままです。ちょうど今、花も満開です。アゲハの小さな幼虫もたくさんついています。 花に袋をかぶせて振ってみると、花粉がぽろぽろと落ちてきました。一本の株から、これだけの花粉がとれました。指で少しつぶしてみると、強いフェンネルの香りがします。これがジャムにはいっていたのかぁ。 使い道はあとで考えることにして、とりあえず冷凍です(薬効もあるそうですよ〜)。 一足遅れでつくった白梅漬け(春からバッタバタで時間がなかったのです・・)。 オンラインストアが終わってやっと落ち着いたので、カンカン照りの日に4日干しました。干しすぎてしまったのか、瓶詰めにしてからあまり梅酢が出てきません。しょっぱいかなーー。 最近は、お昼前に出かける時はおにぎりを握り、すず竹のお弁当籠に詰めて持っていきます。来年はこの梅も入れられそうです。楽しみです。

夏休み

夏休み

オンラインストアの片付けもそこそこに、山へ行ってきました。お盆前のプチ夏休みというところです。 場所は、長野県と山梨の県境にある秩父多摩甲斐国立公園。小川山というフリークライミングのメッカになっている山です。 長野も広いですね・・・2時間ほど車を走らせ、目の前に拡がるキャベツ畑を抜けると、そこはもう小川山のふもと。涼しいし、水は清らか。別世界です。(ちなみに、このキャベツ畑では、農家の高齢化に伴い、ベトナムからの若い研修生が労働力になっていることが知られています。久しぶりにベトナムの人をたくさん見ました)。 岩のごろごろする小川山でたっぷりクライミングを楽しみ、川では水遊びをしてきました。 クライミング用のマットレス(クラッシュパッド)を背負って山を登ったり下りたりするのは疲れたけれど、とてもいいリフレッシュに。 夜は星がとても近くにまたたいていました。カメラ持っていかなかったので、景色もこんなスマホ写真しかなく、残念。 キャンプではいつものことなのですが、一夜目はクマが心配でよく眠れないのです。 今回も同じ。山荘の入り口に「熊目撃情報ありました」と張り出してあったので、なおさらです。二夜目は寝不足と疲れでだいたいよく眠れるのです。行くなら2〜3泊で行くのがよさそうです(次はいつ行かれるかなー)。 近くに落ちている枯れ枝や木を集め、樺の枯れた樹皮を焚きつけに、子供たちが上手に焚火を始めました(火遊びは楽しい!)。緑に囲まれ、水があって、火があって、ご飯が食べられるというのは、他に何もなくてもそれだけで幸せです。山にいくというのは、自分の心を原点に戻してくれるチャンスだなと思いました。

どうもありがとうございました

どうもありがとうございました

7月28日に夏のオンラインストアが閉店いたしました。日時指定がおありのみなさまを除き、ほぼ発送は完了いたしました。 たくさんのみなさまにご注文をいただき感謝いたします。いつも通りの短い間のオープン期間でしたが、みなさまにお気に入りの色や形を選んでいただいたことと思います。 リピートでお選びくださるみなさまも多く、作ってきてよかったと心から思いました。 ストア始めの画像がアップできない問題の中、みなさまには見づらいサイトによくお付き合いいただきました。こちらもありがとうございました。 梅雨のようなお天気が終わり、一気に暑くなりましたね。今回お選びいただいた、薄手カディやリネンのものをご活用いただけますように。 今日は私、コロナの予防接種の第4回目を受けに出かけました。長野も異常に暑いのですが、カディのブラウスのおかげで快適に過ごせましたよ!(普段出かけるところが、息子の用事や家事の雑用を除くと無かったりします)。 しばらく前のことなのですが、夫にギーを作ってもらいました。 1ポンドのバター(455g)をぐつぐつ煮て、不純物を取り除いてから濾してできあがり。バターの重量の7割くらいになったようです。 アーユルヴェーダの本をチラッと読んでギーを使おうと思っていたのです。が、それがなぜギーなのかはすっかり忘れました・・夫はインド料理を作るのに活用しています。 ストアの片付けが終わったら、また本を読み返してみます!