進行中です

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DM発送しました 昨日、松本展のご案内DMを発送しました。今週中にお届けとなると思います。 今回は、私の都合で開催時間が変則的となっています。初日はお昼の12時からのオープンです。勝手を申し訳ありませんが、どうぞお気をつけていらしてくださいませ。 今回も、グレインノートへ4日間通うのを楽しみにしています!   晴れ間 長雨のあとのよいお天気、今日も頑張って染めの仕上げをしていました。日陰干しでも、お日様と風のおかげで久しぶりによく乾く1日でした。     朝晩ずいぶん涼しくなりましたが、琉球藍も頑張って働いています。 琉球藍を草木灰と甜菜糖だけで建てたので、瓶の蓋を開けると、発酵食品のような甘い香りがします。夫はこのにおいが苦手のようですが、ハイドロを使う化学建ての藍なんて、薬品のいやなにおいがするんですよ。 発酵建ての藍は、藍そのもののよい香りだと私は思います。スーハースーハーしすぎのせいか、休憩時にタオルで顔を拭くと、タオルが青くなるありさまです。     日本の小学校 この春から、近所の小学校に体験入学している息子ですが、冬まで通いたいとの本人の希望で、予定より長めに長野にいることにしました。 今年は合わせて約4ヶ月間通いましたが、話し言葉の上達の早いこと。家庭での会話も日本語で話すことが多くなり、本も読んだり、苦手だった状況説明もできるようになりました。子供の吸収力に驚いています。   それにしても、改めて思うのですが、日本の基礎教育のレベルは高いですねぇ。しかも、公立小学校ならどこへいっても同じ程度の教育が無料で受けられることを考えると、なかなかこんな国はないと思います。校舎も校庭も広いし、大きな体育館だってプールだってあるし(ペナンで行っていた学校にはプールがなかったのです)、、まあ、授業の様子を見るとカオス状態ですけれど。 インターナショナルスクールも様々だと思いますが、教育レベルや施設の充実度を考えると、玉石混合という言葉が頭に浮かびます(私の知る限りでは、ですけれど)。   そういえば先日は、北米出身のAET(英語指導助手)が息子のクラスを訪れたとのこと。授業は英語で行われ、息子に「君はどこから来たの?」とAETから質問があったそうで、なんと答えたかと思えば「Japan」と返したそうです。きっと違う答えを予想して質問したんでしょうけどね〜。  

展示の準備 

展示の準備 

秋の展示 毎年、秋の展示を10月に開いていたのを、今年は9月に前倒ししました。せっせと毎日染めているのですが、この時期は雨が多くてなかなか乾きません。10日からの松本展に間に合うのかな、、、少々不安です。 今秋のリネンストール、3種類の幅のものを現在染め重ねています。画像は、今回で一番広い、幅100cm以上あるもの。寸法に切ってから、両端の糸を抜いてほぐしてフサにしたばかりのところ。この後に、のり抜きをして染めます。     琉球藍のシャツも、いい色に染まりました。これも素材はリネン。後ろにもギャザーがたくさん入っています。前を開けて羽織っても良さそうです。   四角豆 毎朝、窓を開けると、デッキの上にはカゴに入った野菜が置いてあります。ゴンぎつねではなく、母が庭で収穫したばかりの野菜を持ってきてくれるのです。少なくなった夏野菜に代わって、サツマイモやらブドウやら、このごろは秋の味覚も出てきました。 そういえば最近、四角豆の巨大な棚(父作)に、青い花がちらほら見えるようになりました。収穫が楽しみ(って、どれも私が育てているのではありませんが)。ペナンにいるときに、この四角豆とココナツフレークでよくサラダをつくったのですが、花を見るのは初めて。    

製作 進んでいます

製作 進んでいます

藍染め その後 秋の展示DMに「ランタンスリーブのコート」とありますが、ランタンスリーブとはなんぞや?とお思いになった方のために、下の画像、手前の二枚がそのコートです。イタリアのリニフィッチオ社の厚めのリネンで作りました。着丈を少し短めにしたので、パンツにも合いそうです。 雨のおかげで井戸水の心配もなくなったので、せっせと藍染めをしています。藍のバクテリアが疲れてしまうので、1日に染められる量も限られていますが、涼しくなり始めたこの頃も、相変わらず頑張って働いてくれています。     秋のたのしみ 真夏でもせっせとパンやバナナブレッドを焼いている夫ですが、台所が熱くなるので夏にオーブンを使うのを私は避けていました。ようやく最近は、紅茶と一緒にいただくお菓子を焼く気分が戻ってきました。四季があるというのは、毎日の生活にメリハリがあっていいですねぇ!     ブログのタイトルには関係ないのですが、小学校の新学期が始まったところで息子に「そういえば、防災頭巾ってないの?」と聞くと、「ない」との答え。私の小学校時代には、防災頭巾が座布団兼用でした。防災頭巾どころか座布団もなければ、木の椅子にじかに座るのは真冬なんて寒いんじゃないかな?と思うのですが。 私は小学校を数回転校したのですが、防災頭巾というのはどこの学校へ行ってもあったような覚えがあります。9月1日にはこれを被り、机の下に隠れて防災訓練をしました。冬は座布団として使えば暖かいし、地震の時には被って身を守ることができるし、一石二鳥だと思うのですが、どうして廃止されたのでしょうね?なんとなく謎です。  

製作の続き

製作の続き

藍染め ようやくまとまった雨が降るようになり、ホッとしています。 庭もカラカラでしたが、井戸の水がなくなってしまわないか心配だったのです。天然発酵の藍染めは、バクテリアが死んでしまわないよう、塩素の入っていない井戸水を使って洗いをかけます。これから本格的に藍染めに取り掛かることができます。     灰汁で建てた天然発酵の琉球藍も、相変わらず元気です。もうお盆過ぎはどんどん寒くなってくるので、元気なうちに染め上げないと。 ちなみに、私の着ている作業着は、リネンガーゼのチュニックを徳島すくも藍の天然発酵建てで染めたもの。何年か前に藍染めをしていて腱鞘炎になりましたが、その時に苦労して染めたものです。この夏は、洗って干して、、、を一ヶ月半も繰り返したのですが、色がまったく変わりません(しかも海へ・・ではなく、使ってはいけないアルカリウォッシュで!)。さすが天然発酵の藍。 化学建ての天然インド藍などを使ったこともありましたが、このような色の持ちはありません。ゆっくり、じっくり、時間をかけて染めたものは、それだけ長持ちするということなのですね。   着やすいパターン 友達の大谷直子さんに、来年用のパンツのパターンを作っていただきました。リネンキャンバスか藍染めの布で作りたいと思います。 大谷さんとは99年頃に松本で知り合いました。大谷さんがいなければ、今でも私が服を作っていることはなかったかもしれません。安曇野でオーダー服を仕立てたり先生をなさったりとご活躍の大谷さんですが、かつてはKENZOさん関係のパターンのお仕事をしていらしたのです。パターンでわからないことがあると、泣きついている私。よく考えられた大谷さんのパターンはとても着やすいのです。 ちなみに、民族衣装的な要素を取り入れていたかつてのKENZOさんも、民族衣装をそのまま持ってくるのではなく、パターンは現代的に変えていたというのですから、納得。 たしかに、直線裁ちの服は着崩れしやすいですよね。夫がビルマでロンギー(またはロンジー、サロンスカート)を履いている男の人に「着心地はどう?」と聞いたところ、「一日になんども着崩れを直しているんだ」という答えが返ってきた、というのを思い出します。     来年用の王子様ブラウスの生地をどうしようか考え中です。うかうかしている間に、来月はもうグレインノート展とhako+展。こんな調子であっという間に秋に突入しそうです。  

琉球藍が建ちました

琉球藍が建ちました

琉球藍が建ちました 先週仕込んだ藍が建って、染められるようになりました。毎日かき混ぜるのですが、だんだん重くなって粘りがでてきたので、発酵が進んでいることが分かりました。今回はあまり細かく心配せずにこの気温にまかせてみたのですが、割合と簡単に建ちました。 やはり、藍建ては夏でなくては。寒いときはヒーターをいれるのですが、この天然の暖かさには勝てません。     黄色のキッチンタオル ペナンで分厚いインド料理の本を買ってきた夫。魚カレーやレーズンとくるみの入ったスパイスごはんは、最新作です。 そういえば、夫が料理すると、台所のリネンタオルや布巾がターメリック(鬱金)の色で黄色に染まります。ターメリックは必要不可欠らしい。いったん染まると、これが落ちないんですよ、、、。 我が家には、あちこちで買ってきたインドのスパイスが茶箱に詰まっていて、ターメリックも大きな袋いっぱいあります。キッチンタオルの類は、はじめからぜーんぶターメリックで染めておけばいいかもしれませんねぇ。(タイやインドのお坊さんの黄色い法衣は、このターメリックで染めてあるそうです。)  

琉球藍の終わり

琉球藍の終わり

大きい、大きいと騒がれていた台風19号も、予想よりも勢いが小さくなって何よりです。でもまだまだ油断は禁物ですね。それにしてもこの秋は台風が多いですよね。 最近、琉球藍に元気がないなぁ、染めても染めてもなかなか濃くならないなぁ、、、と思っていたら、もう末期状態に近づいていたようです。寒くなったせいでしょうか。今回は沖縄から10キロの琉球藍を譲っていただいたのですが、これも染めて染めて染めて全身青くなるまで染めている間に無くなってしまいました。そんな訳で、今年の藍染めはそろそろおしまいです。   オンラインストアにも、藍系のものなどもう少しだけ載せる予定です。オンラインストアに現在載せているものは、今月16日からの、松本のグレインノート展にも持って行きます。グレインノートで売り切れてしまうことも考えられますが、どうぞご了承くださいませ。  

秋のオンラインストア 予定

秋のオンラインストア 予定

先日、ニュースレターにてお送りしたのですが、オンラインストアを10月7日ごろから開ける予定となりました。 今回は新しいオンラインショップ用のページを使ってみるので、そちらへ徐々にアップして行く予定です。前回は、カートに不都合があってご迷惑おかけいたしましたが、今回はそんな問題もなさそうです(だといいのですが、、)。 オンラインストアは10月20日ごろ閉店となる予定です。松本と東京の展示会と重なっているので、そちらで売り切れとなってしまった場合はご了承下さいませ。     それにしても、日本製の生活道具って、本当に使いやすいですね。 包丁やハサミはよく切れるし、お鍋やカップやティーポットは注ぐ量よりもこぼれる量が多いなんてこともないし、竹の籠は美しく丈夫、バケツもおしりに水が伝ってこぼれることもないし、箒でさえも美しく、使っていて束が抜けることも全くありません。 以前、ペナンで買ったタオルは使い初めから毛が全部抜けてしまい、傘は買って短時間で崩壊したというお話をブログに書きましたが、美しくないばかりではなく、まったく使えない(大抵が非日本製)道具にブーブー文句をいいながら暮らすのとは雲泥の差。小さくても毎日の事なので、このストレスの無さはすばらしいです。 日本のしっかり作られた道具は、ちょっと値が張るけれど、やはり質のよいものを買った方が長持ちするし、美しいものは一緒に生活していれば更に大事にしようと思うもの。そんな考えが日本に存在するからこそ、美しく質の良い生活道具が残っているのだなあ、なんて思いました。

琉球藍 準備完了!

琉球藍 準備完了!

ようやく琉球藍が建ちました(藍が建つ=染められるまでに、発酵が進むこと)。天然建ては何度かやっていても、建ってみるまでは心配で仕方ありません。よかった。 藍のバクテリアって、やっぱり生き物なんですね。お酒や砂糖が大好きなのです。ベトナム北部の、藍染めをするタイ族やモン族の間では、藍は酒飲みの男性に例えられるそうです。なんだか納得。     先週末には、妹達とひさしぶりに黒姫高原へ。 以前はコスモスの原っぱだったところが、整備されフェンスで囲われ、すっかり観光地化してつまらなくなっていました。でも、登山道近くの方は、野花があちこちに残っています。気温17度。平地より一足さきに秋が進んでいます。    

製作、進んでいます

製作、進んでいます

日本へ帰って来て、もうすぐ10日。 おいしい日本の玄米を食べられるし、味噌醤油などの発酵食品や大豆製品もいろいろ揃っているし、庭の果物もそろそろ食べごろ、、、。アトリエでも、思う存分染めたり縫ったりできます。日本の生活を満喫しています! 秋晴れのよい天気が続く長野ですが、朝晩はめっきり寒くなってきました。もうカーディガンを羽織っています。それにしても、今週末は連休だったのですね。夫に言われるまで気がつきませんでした。 コットンリネンガーゼのブラウスを糊抜きして、染める準備。よく乾いて助かります。今期はドロップショルダータイプです。 先日仕込んだ藍は、毎日かき混ぜます。やはりこれだけ気温が下がると、藍の温度管理も難しいです。来週には染められるようになっているでしょうか!?

藍建て

藍建て

夢で見てうなされるほど、琉球藍、琉球藍とつぶやいていたこの頃ですが、ようやく昨日と今日で藍の仕込みが完了しました。         今まで使っていた徳島のすくも(本藍を発酵させたもの)も、天然発酵建てをするとすばらしい色がでるのですが、葉っぱの繊維と茶色のアクが染めた服に着いてとれにくいのが悩みでした(それを取るために、染めた後、何度も洗いをかけているうちに腱鞘炎になったのはまだ記憶に新しいです)。 琉球藍は、すでに色素を抽出してあるものなので、その心配がありません。     200Lの容器で建てたかったのですが、保温の都合上、今回は90Lで。冷えないように、息子がまだ小さい時に一緒につくった、一畳サイズ藍染めフエルトのマットで容器を囲って、まるで赤ちゃんです。     これで、一週間かきまぜながら保温して、藍が建つ(そめられるようになる)のを待つのみ。中国貴州の苗族には、正装して神様を奉りながらこの藍を建てる部族もあるようです。私も正装しないとだめでしょうか???   さて、家をながいあいだ留守にしていると、家が傷んでいるのに気づくのが遅くなりがちですが、今回は台所の蛇口やシンクのパイプが漏れていたり、洗面所の水道が漏れていたりで、大騒ぎをしていました。実家の父に泣きついて直してもらっているところです。水回りは定期的に点検しないとだめですね。 大掃除&家の修理、が、帰って来てまず最初の儀式になっているような気がします。