みなさま、楽しいゴールデンウィークをお過ごしになりましたか?からっとしたよいお天気に恵まれて、さわやかな連休でしたね。私もこのお天気を味方に、染め三昧でした。 どこへも出かけられないので、息子には悪いなぁ、、と、ちらっと思いましたが、本人は庭をかけまわって遊び呆けていたので、そんなことはどうでもよかった様子。(そういえば、ゴールデンウィーク中にどこかへ行ったことってないなぁ、、)。 藍は毎日少しずつ染め重ね、そのつど洗って、このようにズラリと並べて干します。日に日に少しずつ濃くなっていくのがわかります。藍の色というのは、海の色や空の色と同じく、いくらながめても飽きません。 先日煎じたコチニール、染め重ねもそろそろ終了です(濃いものは、コチニールとラック、茜をつかいました)。 今月19日から3日間のhako plusでの展示ですが、近日中にDMを発送いたします。 到着までもうしばらくお待ちくださいませ!

blog_29th May Craft Fair Matsumoto
クラフトフェアまつもとに出展するために、そろそろ松本へ向かいます。 松本へ着いたら、まずは松本民芸館へ。松阪のYさんに教えていただいた、染織りや刺し子の企画展を見てみたかったのです。民芸館では「用の美市」という、信州の工芸品の展示販売もちょうど開かれているようです。 Off to Matsumoto soon to participate in this year’s annual Craft Fair there to be held the weekend of May 30–31. Upon our arrival on Friday afternoon, we will visit the Matsumoto Folk Art Museum, which I have wanted to see for some time. Then, two days at the Craft Fair itself. As in past years, I have rented a tent provided by the Craft Fair organization, but which tent is determined by drawing lots before the Fair opens on Saturday morning. So, please look around for me there, as at this point I am not sure exactly where I can be found. At this time, the weather…

blog_16th May
初夏のグレインノート展も、残すところあと一日の展示となりました。これまでおいで下さったみなさま、どうもありがとうございました! じつは先週息子に風邪をうつされ、展示の2日目の朝には夫と揃って内科を受診したところ。グレインノートでも、来て下さったみなさまと座ったままお話をしたり、、などと、横着していてすみません。指田さん(グレインノート店主で木工家)の椅子の座り心地が良いので、座ったら最後、もう立ち上がれません、、と言い訳してみたりして。 最終日の明日(日曜日)は、15時まで開いています。おでかけ下さい。 さて、今頃になりましたが、今シーズン作ったもののご紹介を。 下の写真は、新しいブラウスその一。 リネンのダブルガーゼを見頃にギャザーたっぷりと使い、平織りのリネン生地を襟ぐりに使いました。リネンガーゼははっきりした色に染め上がるので、染めていて楽しい素材です。 これはリネンのパンツやジーンズに合いそうなので、私も一枚ほしいなぁ、、。

blog_8th May
少しずつ染め重ね、仕上がるときは一気に仕上がります。 今回のグリーンは、ザクロと山梔子をベースに染めたのですが、おもしろがって染め重ねを続けていたら、今日仕上がったものが結構な数となっていました。自分ではグリーンを着ないというのに(こんな色も着てみたいけれど)! 松本での展示DMですが、昨日発送しましたので、そろそろお手元にお届けとなると思います。 が、東京展の方を宛名印刷しはじめたところで、いきなりブチッという音と共にプリンターの電源が切れてしまい、なだめても怒っても、もうウンともスンともいいません。ショック!! 今回の宛名は手書きかなぁ、、。 グリーンついでに、もう一枚。 春先にはいろいろな菜の花を楽しみましたが、そんな時期もそろそろ終わり。もう初夏ですね。

blog_6th May
この初夏は、あたらしい紫(画像手前)を染めています。ピンクも明るいラズベリー色にしました。染めていると、妹と母が通りすがりに「あら、いいわね〜」と。奪われんばかりの勢いです。 昼間は染めをみっちりすすめ、夜はメールのお返事やパソコン関係の作業をしていますが、気がつくとパソコンの前でぐーぐー寝込んでいたりします。今日ももう、これで諦めて休みます、、、。

blog_27th February
今年から始めることにした、indochina のためのデザインとパターン作りをすすめています。 この一枚は、ストンをした形のブラウスがほしくて作ったもの。来月、タイで素材を探す予定です。インドの工房にも布をお願いしてあるので、デザインに合うようだったらそちらを使っても。 ペナンはここのところ毎日よく晴れて、雨も降らないのでカラカラです。赤道の近くなので、昼と夜の長さは変わらないのですが、太陽がどんどん高くなっています。(調べてみたら、赤道近くでは、秋分と春分の時に太陽が頭の真上にくるとのこと)。 外に出る時は、白い薄手リネンの長袖ブラウス。日除けになるし、涼しさは格別です。 As noted in a previous post, this year I am introducing a second line of clothing under my “indochina” label. I have been working under my present label for six years, and wanted to broaden my collection with a second line of clothing made from hand-spun, hand-woven, and hand-dyed fabric that I would source from India and Southeast Asia. I am busy now designing clothes for this new label and hope to offer a few items this spring at my shows or through my online shop. The photo in today’s blog entry shows one sample blouse I have made.

blog_15th February
2月って、気がついたら28日しかなかったのですよね。なんだか3日間ほど損した気分。 ペナンにいる間に、予定していた作業が終わるかどうか突然心配になり、アタフタしています。そして、こういう時に限って、必ず何か間違いをするのです(今日はうっかり縫い間違いを)。 My sleeveless linen top, which I dyed a year-and-a-half ago in a combination of Japanese sumac and “tingi,” a dye substance derived from the bark of a mangrove tree. Clothes dyed with natural substances will experience subtle changes in color over time, as well as a softening of the fabric, which is normal. I dyed this piece as darkly as I could, as I knew I would be wearing and washing this garment often living in a warm climate. I use only a mild detergent, though, and the change in color, while noticeable, is not as pronounced as it would have been had I used harsher…

10th January
ようやく晴れの日が続くようになりました。洪水のあった地域も、水がひいて後片付けが課題となっているようです。 私の仕事スペースは北向きなのですが、照り返しが強くて暑いのです。今日は帽子をかぶることを思いつき、部屋の中で帽子・メガネ・マスクの3点セットを身につけ、トワル(デザインチェックのための、綿で作った仮縫い服)を作っていました。 怪しい3点セットのお陰か仕事もはかどり、羽織もののお袖がふんわり立体的にできました(ファッション誌風に言うと「グラフィカルな袖」?)。大昔のバレンシアガのローブで、こんな袖があったような気がします。こちらも今年の秋のお楽しみに。 __________________________ さて、ペナンはおいしい屋台のひしめく街として知られていますが、だれが言い出したのでしょう?よく、海外ニュースサイトなどには、必ずペナンがおいしい街としてランクインしています。ここに居れば居るほど、どう考えてもそれは過大評価なのでは?と感じます。タイやベトナムの方がよほどおいしいと思うのは、私だけではないでしょう。 Today I cooked golden pomfret for the first time, one of four species of this fish found in the waters off Malaysia. (There are also silver, black, and Chinese pomfret available here.) I steamed the whole fish with black-ear mushrooms and garnished with coriander. I found the flesh soft, and mild flavored despite being a bit oily, and the fish was easy to debone. Usually swimming in deep waters, pomfret near the surface at night, perhaps to feed, but are themselves preyed upon by tuna. We have little time left in Malaysia and want to try as many new things as we…

6th January
お正月モードからもそろそろ抜け、仕事開始です。 今年2015年のデザインとパターンは、ほぼ終わっています。 新しいデザインが半分以上、定番デザインの素材違いなどが半分弱。素材はほとんどリネンですが、ドキドキしながらインドの工房にお願いしておいたカディコットンも仕上がって来て、これで役者が揃いました。準備は着々と進んでいます。 最後の一つ、イタリア・リニフィッチオのリネンの羽織を予定しているのですが、年末にはパターンとサンプルをいじくり回して、結局どうするのか決まらなかったのでした。 下の画像は、スウェーデンの貴族が16世紀に着ていたブラウスの写真。「決闘で負傷した時に着ていたもの」など、血のシミがついているものも。しかし、四半世紀以上も保存出来るとは、リネンはやはり丈夫ですねぇ。贅沢な刺繍や、手で寄せたギャザーが沢山入っていますが、現代ではこんなものはオートクチュールでもなければ作れないでしょう。 煮詰まった時は、これを眺めて気分転換です。 With New Year behind us, I can again focus on work. I have completed almost all design and pattern work for 2015, both for Spring-Summer and Autumn-Winter. More than half are all new designs; the other half, previous popular designs with modifications, which I will make available with new materials. One final design for 2015, a linen coat, will be made from fabric from Linificio, a manufacturer located in Bergamo, in northern Italy. The hand-woven Indian kadhi cotton cloth I ordered from a factory near Calcutta has arrived, and I look forward to working with this new natural fabric. In the photo for today’s…