タイの北部、チェンマイに来ています。

空気の悪さに驚いています。12年ほどまえから度々来ていますが、これほど悪いのは初めて。盆地の地形のため、焼き畑の煙やディーゼル車の排気ガスなどが、ここから外に出て行かないのが原因だそう。

調べてみたら、昨日の大気汚染の最高指数は、173という北京並みの悪さです。空気が白くなっているのが目で見えますし、歩いていると目がショボショボ。マスクはグレーに変色しています。このため、最寄りの空港では着陸出来ない飛行機があったとか。

 

チェンマイの街も随分変わりました。通りは観光客向けのスパとカフェと土産物屋(ガラクタ?)を売る店が連なっています。チェンマイに来ると食べに行っていた小さなお店が、いくつも消えていました。

昨日は私が市場へ行こうとしたら、友達が「すぐそこのスーパーマーケットで買えば安いよ」と教えてくれたので、行ってみるとそこはコンビニのファミリーマート。確かに個人商店より価格が少し安めになっています。こうして大手の外国資本が入って来て、個人商店は経営が立ち行かなくなるのは、どこも同じですね。

チェンマイも、どこにでもあるような、個性のないただの田舎町に変わりつつあるのかもしれません。

 

View from our hotel balcony. 宿のバルコニーにて。空が曇っているのではなくて、空気が悪くて霞んでいます。
View from our hotel balcony. AQI (Air Quality Index) was an unhealthy 173 yesterday. 宿のバルコニーにて。空が曇っているのではなくて、空気が悪くて霞んでいます。

 

いつも行く生地屋さんで、チェンマイの郊外の村で染めて織られたという、藍染めコットンを見つけました。友達に場所を聞くと、チェンマイから車で2時間くらいかかると言うこと。一度行ってみたいなあ、、。

以前この店で、イサーン(東北)から来た、濃いめの藍染めコットンロールを見つけて迷っていると、その次の日に売り切れてしまったので、今回は即買いです。ヘンプも薄手の新しい種類の布が入っていましたが、これは中国から来ているとのこと(買いませんでしたが)。

 

Indigo-dyed cotton fabric woven outside of Chiang mai. 持ち帰った藍染めコットン
Indigo-dyed cotton fabric woven outside of Chiang Mai. 持ち帰った藍染めコットン