日本から出ている間、息子は元文部省所轄の財団がサポートしている海外子女用の通信教育の教材などを使って勉強をしています。

その教材のマスコットは、昭和風のネズミ。「チュー太」という名前がついているのです。テキストを開くと、あちこちにチュー太がいます。採点の先生ももちろんチュー太としてコメントを下さいます。

なぜこんなにネズミが?と、私はずっと不思議に思っていました。あるとき、夫が「チュー太=チューター/ tutor(家庭教師、個人教師)」とかけているんじゃないの?というので、なるほど!と膝を叩いた私。チュー太にはずっとお世話になっているのに、私ってば気がつくのが遅すぎます・・。

チュー太はさておき、ここ最近、国語の教科書に登場していた宮沢賢治がらみで、賢治の短編(勝手に呼び捨て)を息子と一緒に読んだりしているうちに、日本のふるさとが懐かしくなってしまいました。自然や動物と人間の共生が描かれ、語彙も言葉づかいも豊かで柔らかく、すばらしさを再発見しています。

そして、日本が最高に懐かしくなったところで、「ユーチューブで日本昔ばなしを見よう!」と息子に持ちかけて、遠回しに嫌がられています。いつの間にか、息子ももうそんな歳ではないんですね(一人で見ればいいんですが・・)。

この三ヶ月間、サイゴンでは数えるほどしか外食しなかったので、今日は好きなお店へ。

息子はカニの肉がたっぷり入ったスープに米の麺、マンゴーのスムージー。手前が私の食べた、海老のすり身をサトウキビに巻いて焼いたもの(チャオ・トム)がのった米の麺と、搾りたてサトウキビのジュース。麺には、ハーブやバナナの花の千切りをどっさりのせて食べます。

ここは、中心地に短期滞在しているときによく通った店ですが、高級店でもないのにやっぱり観光地は割高。でも近所のローカル店に比べ、タレの内容や薬味づかい、そしてハーブの組み合わせ方が数段うわて。さすがおいしいと改めて感じました。

ローカルはローカル、観光地は観光地として、どちらもそれぞれいいところがあるから、これでいいのですね〜。

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