朝の涼しいうちに、鶏胸肉を買いに市場へ行ってきました。
鶏胸だけというのが通じず、市場のおばちゃんが出してきてくれたのは、だるまのような丸ごとの鶏。それは、羽と足をとって内臓を抜いたものでした。
ペティナイフしか持ってきていないのにどうしようか、と思いながら帰宅し、夫にバラしてもらったら、立派なささみと胸がついていました。なあんだ。骨と皮でフォー用のスープもとれます。
タイでもマレーシアでも、パーツにバラされたものを買っていました。今回は少々驚きましたが、スープも取れるというおまけつき。
言葉がうまく通じないのも、思わぬ発見があるのかもしれません。
市場では、ものの値段は確認してから買うようにしているのですが、重さをごまかされそうになったり、お釣りをごまかされそうになったりと、気をつけていないといろいろあるのです(ベトナムに限らず)。
それでも市場がよいのは、新鮮で豊富な種類の野菜が揃っているから。スーパーマーケットにある野菜はぐにゃぐにゃのものが勢揃い(日本のように冷蔵輸送が整っていないのでは)。昨日はタイでよく食べていたカイランを市場で探して買えました!
おばちゃんたちとの戦いには身構えてしまうけれど、中には正直な人もいます。市場でそんな正直おばちゃんを見つけて買うようにしています。
写真は鶏肉とは関係ないのですが、近所のカフェにて(何年か前に撮ったもの)。どうやって飲むのか一瞬たじろぎます。