荷造りをしたり、最後の悪あがきで仕事を進めたりしています。短い期間とはいえ、住んでいる間に生活用具や書類等、かなりものが増えていて、これを毎日処分し続けています。そんな訳で、家に閉じこもりがちで運動不足です。こんなに毎日よい天気なのに!
もう最後のチャンスと思い、今日は重い腰を上げて(←出不精)ジョージタウンの孫文の家へ写真を撮りにちょっと行ってきました。 何年か前に行った時は、リノベーションの真っ最中で、あまり撮れなかったのです。
ペナンの名家の女性が現在のオーナーで、非常にセンス良く飾り付けられています。旧正月が終わり、中国系の観光客の訪れも一段落したところだそうで、ちょっとホッとした顔の館員のおじさんたちが、東南アジアで根付いた中国文化について説明してくれました。
こんな風にどんどん外へ出て行き、それぞれの土地の土着の人々と融合して、独特の文化を展開して来た中国からの移民。同国民が、各地を訪れ様々なバリエーションの中国系文化や言葉を比較してみるのはさぞ面白いだろうなあ、なんて思います。200年間も鎖国をしていた日本には、同じことは起きなかったのですから。
そんな歴史や文化を学べるこのような場所は、デパートと高層ビルの乱立でどんどん香港化していくペナンでは、とても貴重な存在。また行きたい。そして、撮った写真が現像から上がってくるのが楽しみです。
下の写真は、去年の夏にタイでとったもの。東北にあるクメール遺跡をまわった時のものです。(写真もネタ切れで、、)。