書店でホーチミン(サイゴン)歴史散策の本をみかけた時、欲しかったのですがあいにく持ち合わせがありませんでした。すぐ後に改めて行ったら、なんと売り切れていたのでした。

諦めきれず、書店のお姉さんにその本を取り寄せてほしいとお願いしたら「オンラインで買ったら?」と嫌な顔。でも、しつこく他の店員さんに泣きついたら「それなら注文するから」と、快く受けてもらえました。同じ書店内なのに、店員さんによって対応が違うのがベトナムらしいなと思いました。

そして待つこと二週間強、やっとその本を手にすることができました。取り寄せのお願いをした後に、夫は「そんなのやってもらえるわけないでしょ?」と言っていたのです(私も実は半分同感だったのですが)。だいたい、一般的に伝言などお願いしても、相手に伝わっていないことのほうが多いお国柄(?)ですから・・。なので、入荷の連絡が来た時は私も驚きました。

十数年前のサイゴンの航空写真を見ると、街並みが今と違います。インドシナ時代の古い建物がどんどん消え、高層ビルの建設も進んでいます。今のうちに、この本を片手に街を見ておきたいと思っています。

サイゴンを離れるまで、残すところあと二週間ちょっと。布類の荷造りを始めています。無事に持って帰ることができるのでしょうか・・・?!