昨日アモイに着きました。あまりの暖かさに、着くなりタケノコのように冬服を脱いでしまいました。

アモイは、中国福建省の主要な港町で、ちょうど台湾の向かいに位置しています。

清がアヘン戦争で英国に負け、南京条約という不平等な取り決めと共に開港させられた港が5つありますが、このアモイがそのうちの一つ。そのため、領事館や洋館が立ち並んでいて、ちょっと広州の租界地のような雰囲気もあります。

 

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宿のバルコニーから。周りには洋館がたくさん。

 

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ブーゲンビリア木に花が咲いているのを見かけます。暖かいんですね。

 

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ひとりでレンガ工事をしていたおじさん。この二輪車、日本ではみかけないデザインなのが気になりました。

 

福建省はお茶どころとして知られるだけあって、お茶屋さんが至る所にあります。茶葉を売るだけのお店から、カフェ風のお店、お茶スタンドなど、種類もいろいろ。

中国ではどんなホテルでも、お湯を沸かすポットとお茶が備え付けられています。たいていは香りの抜けたティーバッグだったりするのですが(←高級ホテルについては知りません)。

今回のホテルに置いてあるお茶は、青茶(半発酵茶)の真空パック。ティーポットでいれてみると、手摘みらしく、フルリーフの茶葉がうわーっと広がっています。香りも非常によく、とてもおいしく飲んでいます。ホテルに置いてあるお茶で、こんなことを思ったのは初めてです。さすがは福建省。

 

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お茶どころの福建省だけあって、こんな茶葉を売る店兼お茶スタンドが軒を連ねています。