早いもので、パクセ滞在もあと1日。キョウコさんは、一足先にラオス北の街へ旅立っていったのですが、私たちもそろそろイサーン(タイ東北部)を経由してバンコクへ戻ります。
土曜日には、宿のオーナーに聞いた織物の村へ行ってきました。ここはそれほど織りは盛んではないけれど、という前置きつきでしたが、やっぱり見てみたい、ということで、トゥクトゥクをチャーターして行ってきました。
ここのトゥクトゥクは、バンコクやチェンマイなどのそれとは異なり、バイクにトラックの荷台を改造して屋根をつけたようなもので、かなり風が強かったのも手伝って、みんなで頭がボサボサになったのでした。水牛や牛の群れを避けながら、オープンエアーのトゥクトゥクで田舎へ向かうのは新鮮で、あとでカメラを見たら牛の写真が山ほどありました。
この村はシルクやイカットで知られるそうで、クラフトセンターに展示されていた生地は私があまり使わないようなものがほとんどでした。せっかく来たのに、、、と思っていると、女性がアイロンがけ作業していたセンターの隅に、ビエンチャンやルアンプラバンにこれから送るというシン(ラオスのサロンスカート)用生地の山を発見。そこからコットンシルクのイカットを3枚選んで買ってきました。いやいや、ダメもとで聞いてみるものですね。ラオスらしい落ち着いた色合いです。本物のシルクかどうか、家に帰ってから糸を燃やしてみるつもりです。
宿に帰ってきてから、籠と布を積み上げてあるお店を近所に見つけました。
ゴキブリホイホイが捕まる時のようにフラフラつい入ってしまい、気づいたら藍染の布を手に店を出ていました。この藍染布、お店の女性に聞くと、どうも北部からきたものだそう。詳しく聞けば、4年前にレンテン族に会いに行ったルアンナムターのようです。あぁ、また行かないといけないでしょうか、、?山道のバス移動がとてもつらかったのです。でもどうも最近、北部が私を呼んでいるような気がします。
しかし、今回も色々買ってしまいましたが、この荷物で一体どうやってバンコクへ帰るのでしょうか、、(デイパックひとつで来たのです)。