気がつけば1月ももう終わりですね!少しずつ日が高くなってきているのを感じます。

とはいえ、朝、洗濯物を振り回せばバリバリと凍る遊びができる日もまだありますし、アトリエも0°C近くの日がまだあります。とてもあちら(アトリエ)で作業するどころではありません(薪ストーブをガンガン焚いても冷蔵庫くらいの気温)。

なので、この冬は自宅にミシンや人台、パターンの道具を全部持ち込んで仕事をしていたのですが、全然集中できていません。

お天気を見て洗濯物を出したり入れたり、あちこちのほこりや窓の結露が気になり、その度に立ち上がってちょこっと掃除を始めると、なぜか大掃除やどこかの修理に発展しまって・・・集中できない自分が悪いんですけど。

外で染め作業していると、家の中のことなんてまったく気にならないのですけれどね・・。

リモートワークをなさっている方々のご苦労が、いまさらながらわかりました。

写真の藍染は、初めて武州本藍で染めていただいたもの。濃紺でとても強い色。

夏の服の染めを何枚かお願いしてあったのが今日戻ってきて、染まり上がった色を見て感動していたところです。

ここ10年ほど、私も天然発酵中心に藍で染めてきました。ですが、長野は染めをするにはまだまだ寒いし水は冷たいし、指は使いすぎで曲がってきているし、、、。

いろいろと悩んだ末に、藍染を少し外の職人さんへお願いしてみることにしました。とても深いいい色に仕上げていただき、いろいろな地域の藍染や染め師のお仕事を見せていただくのもいいなぁ、面白いなぁ、と思っているところです。