信じられないほどの早い梅雨明け。今日の長野も気温がぐんぐん上がって、35℃近くになりました。

午前と夕方は外仕事をしていたのですが、風があって日陰は快適。日が沈めばさーっと気温が下がるのも長野ならでは。こんなこと、バンコクではありえません。ここは一年のほとんどが寒いのですから、このくらいいいところがなくてはね。

夫の在留許可期間の更新をする時期が来ていたのに、それをすっかり忘れていて、先週は大急ぎで書類を揃えて入国管理局へ持っていったところです。

人によって滞在許可期間は違うのですが、夫は幸運にも5年のビザがでているので、そんなに度々更新しなくてもよいのです。が、そうするとそのビザの存在も忘れ、更新することも忘れてしまいがち。今回も思い出すのが一ヶ月遅かったらアウト(不法滞在?)でした。5年後のリマインダーにいれておかないとなりません。

そういえばしばらく前に、息子が夫に話しているのを聞きました。

息子:「学校でみんな、ぼくのこと “ハーフ” っていうの」

夫:「ふーん」

息子:「でも、ぼくは何かの半分(ハーフ)なんかじゃない。ぼくは “a lot” なんだよ」

 

それを聞いて、なるほど、そうだったのか!と思いました。

いわゆる「ハーフ」のかわりに「ダブル」という言葉も随分前から聞かれますが、いまいち根付いていないように思います。私もなんだかわざとらしい感じがして今までつかったことがなかったのです。

でも、当事者の思いはやっぱり同じなのですね。私は日本人の親から生まれ日本で生まれ育ったので、息子とはいえ彼の心のなかはそこまで想像できませんでした。考えてみれば、私だって「あんたは半分」って日本語で呼ばれたらいやですもん。

学校でいじめられているわけはなく、毎日友達と楽しく遊んでいるようなので(勉強してるのか?)その顛末を(ハーフと呼ばれる)を聞いて少し驚きました。能天気のように見えても、息子の心にひっかかったのでしょう。