バンコクのチャイナタウン ヤワラー china town in bangkok

バンコクで本物の藍を買うことのできるお店には、今まで殆どお目にかかったことがないのですが、先ごろ一つ見つけたところへ、日本からバンコクへいらしていて、スカイトレインのプラットフォームでばったりお会いしたYさんと一緒に(といっても、その近くで待ち合わせの約束だったのですが)見てきました。

藍の生地はタイの東北部からきたもので、天然藍で糸を染め、手織りされた綿の布や、その綿布で作ったジャケットや小物を扱っていました。織りもきっちり柄がでているし、糸の始末もよく、素朴なアジア製品とは全く違った質の良い品であることがわかります。ですが、90センチ巾1mあたりのお値段が7000円弱。ブラウス一枚作ったら、布代だけで2万円ほどかかってしまいそうです。うーーーむ(悩み中です)。

Yさんは、藍染めで、綿とは思えないほど非常に柔らかい手紡ぎ手織りの素敵なストールを購入されていました。ここの産地も作る量が減っていると随分前にチェンマイにいた時にも聞きましたが、それを思い出すと今買っておかないといけませんね。ですが、実は私個人的には、Yさんの着ていらっしゃった、松坂木綿の粋な縞のキュロットがとーーっても気になりました!

 

チャイナタウン
ボタン屋さんのある路地の入り口 (夫撮影)

 

さて昨日は、チャイナタウンのボタン屋さんを目指したものの、ものすごい人ごみの中、迷いに迷ってなにも見つからずに情けない思いで帰ってきました。

なので、月曜日の今日は、気をとり直して復讐のボタン探しです。マハトマ・ガンジーに似たタクシーのおじさんに行きたい場所を伝えるも、全然違うところで降ろされてしまいます。それでも行ったことのない、豚の足や鶏がブラ下がり、乾物などがひしめく古いマーケットを回ることができました。路地が網の目のように広がるチャイナタウン、行く度に異邦人気分です。ですが、昨日通った路地を目を皿のようにして練り歩いたら、以前買ったことのあるボタン店がありました。なあーーんだ(←自分がアホなだけでした)。

焦って探していると見つからないものですね。選ぶのに悩んで悩んで、結局いつもと同じ様な貝ボタンを沢山買ってきました。これで今晩は、枕を高くして眠れます(というか、ここ毎日暑いところを歩き回っているのでよく眠れます)。明日はまた移動です。