カディコットン khadi cotton

ペナンへ戻ってきました。日本との時差は一時間だけですが、羽田を真夜中出発の便で来たので、夢うつつのままこちらに着いていました。

乗り換えしたクアラルンプールの空港が(ローコスト航空用の)最近新しくなり、乗り換えに延々とターミナル間を歩く不便が増し、セキュリティ事情も変わっていました。エックス線チェックを避けるため、写真のフィルムは手でチェックしてと頼んで意地悪されたこともありましたが(大抵はどこでも快くハンドチェックしてもらえますが)、今回は「このエックス線はフィルムも大丈夫だから、機械に通して!」と、一人しかいない検査官は、ハンドチェックなんてまるでやる気無しです。もうこの空港は通らないぞーーー。

ペナンはよく晴れて、日中の最高気温は34℃ほど。いきなりスコールに見舞われたりしていますが、そろそろここの雨期も終わりのはず。これからは過ごしやすい冬の気候となるはずです。

 

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カディコットンのサンプル/khadhi cotton

 

さて、来年の春夏ものには、インドのカディコットン(手紡ぎ手織りの綿)のブラウスを計画しています。今、インドで織ってもらっているところです。以前からあちこち探して問い合わせていましたが、やっと細くて軽いものを作っている工房を見つけました。光沢があって絹のようでもあります。

 

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Documentary videos I bought recently about the work and lives of two well-known couture designers. ValentinoとYves Saint-Laurentのドキュメンタリー映画。この二つは評判も良いので楽しみです。これから観ます。

 

3ヶ月ほど前に、ピエール・ニネの出ている、映画「イブ・サンローラン」をDVDで観ました(画像の二本とは関係ありません)。

イブ・サンローランのメゾン公認で、衣装も本物を使っているというので期待していましたが、これが凡庸な作品でがっかり。製作の場面に焦点が当てられていたら面白かったのに。夫曰く、「あれはつけ鼻だ!」(←サンローラン役のピエール・ニネの)と。それは本当ですか?!

そして、そのDVDの末路ですが、コウモリ除けにするのに、現在バスルームの窓の外につり下げられています。下の階の女性が苦情を言って来たので、夫がペナンを離れる前につり下げておいたのです。

そういえば、このコウモリ除けになっている方のサンローラン映画には、川原亜矢子さんが出演していました。学生のころ、装苑やハイファッションなど(モード系の雑誌です)を読んでいたので、なんだかあの頃を懐かしく思いました。ハイファッションは休刊になったようですが、ファッション系の学生はどんなものを読んでいるのでしょうか?情報が色々な形で手に入る今、その情報源は雑誌に限らないのかもしれませんね。