少しずつ染め重ねを進めてきた色ものも、そろそろ仕上がってきています。今日は五倍子染め(ぶどう色)を洗って仕上げ。染め続けて少々バテ気味ですが、明日は雪が降るという予報なので少し一息つけそうです。

染め - 2

 

こちらのコットンシルクのカディ(手紡ぎ手織り)の生地で作ったブラウスは、つやがきれいなので染めずに白だけにする予定でした。が、どんな色に仕上がるのかどうしようもなく気になって、2枚だけ試しにラックで染めてみることに。勢いあまって、春物にするにはちょっと濃すぎてしまいました。秋はこのくらいのラズベリー色でもいいかも。

染め - 1

 

そういえば最近、息子の服がどれもつんつるてんになっていることに気がつきました。

本人が4歳の時に、とてもいい毛糸で出来た大きめサイズのセーターを2枚買って、それを5年間着せていたのです(といっても、冬はあまり長野にいなかったけれど)。でも、もうどう贔屓目にみても短い。捨てるにはもったいないのですが、去年末に庭で引っ掛けてしまったので、悲しいけれどサヨナラです、、。次に買うセーターは私と兼用できるかもしれませんね。

学生の頃、友達(イギリス人)が、毎年クリスマスにお母さんから手編みのセーターをプレゼントしてもらっていたのを思い出します。毎年一枚ずつ、上等な手編みのセーターが増えていく、という訳です(←洗濯機でガンガン洗っていましたけどね)。たくさんものは持たず、いいものを大事に着て、身の丈にあった暮らしをしているのがイギリス人らしいなあ、と思ったのを覚えています。

リネンの服も、染め直ししながら長く着ていきたいものです。