泥藍
昨日仕込んだ藍の葉。
一日曇りがちだったので、発酵には温度が足りないなと思ったのですが、見に行ってみると、意外と色素が溶け出していました。よいお天気が続けば、液体のこの蛍光グリーンのような色が濃くなっていくはず。
お歯黒液を作る
染色に使う鉄の媒染液(お歯黒液)は、染料店からいつも買っています。食酢と水、錆びた釘で鉄媒染液を作っていたこともあるのですが、水分が半分になるまで煮詰めなければならないので、夏には作りたくありません(ちなみに、アルミ媒染液は、みょうばんを水に溶かすだけという簡単さ)。
調べてみると、木酢液で作ることができるようです。木酢液と水を合わせたものに、錆びた釘を1週間から10日ほど漬けておくだけでよいので、こちらの方がずっと簡単です。経過はまたレポートします。
日本の伝統的な染色では、お粥と錆びた鉄を煮たあと、何ヶ月も漬け込んで鉄媒染液をつくります。インドの草木染めでは、グル(ジャッガリー砂糖)に錆びた蹄鉄を漬けて作ります。
どちらも酢酸菌の発酵を利用して作っているのでしょうね。時間もかかりますが、そのうちやってみたい実験です。
夏の畑
父の家庭菜園でとれるトウモロコシが、最盛期を迎えています。手で半分に折ると、乳白色の水分が飛び散ります。ミルキークイーンという名前の通り。毎日のように収穫して、蒸して食べています。とても甘くて、一つでもうお腹いっぱいです。
8/6 訂正:トウモロコシの名前は「プラチナコーン」でした。失礼いたしました。