shanghai sikumen 上海 レンガ作り

毎日のように、こちらにいる友人達にあちこち連れて行ってもらって(そしておいしいご飯もご馳走になって)いるうちに、あっという間の楽しい上海滞在もこれでおしまいです←また数日後に帰ってきますけどね。

 

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凝ったファザード(前面)

 

今日は、こちらで上海建築の美しい記録写真を撮っている友人に、取り壊しが決まっている里弄(リーロン)へ連れて行ってもらいました。

里弄(リーロン)とは、20世紀に細い路地に沿って建てられた集合住宅ですが、北京でいう胡同(フートン)の上海バージョンとでも言えばよいのでしょうか。西洋建築と中国建築がミックスされたものあり、ドアの上にはそれぞれ凝った装飾あり、住宅ごとにデザインも異なります。前世紀の住宅史をみているかのようでした。これがもう取り壊されるなんて。

椅子を路地に出して涼んだり料理をしたりと、まるでどこまでも居間が延長しているかのような人々の暮らしぶりも、もう日本では見られないですよね。友人の案内と詳しい説明のお陰で、一日を非常に満喫しました!

 

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リーロン内のカトリック教会にて

 

面白いのは、私たちがこうしてズカズカと住まいエリアへお邪魔しても、にこにこしているここの人たち。日本だったら白い目でみられるでしょう。私が日本人だと知ってもへっちゃらです。

日本のメディアでは、反中・反韓に片寄ったニュースばかりが目につきますが、国と国との問題を通して隣国の友人達を判断するのもどうかと思うのです。昨日、一緒に時間をすごした友達が「あの戦争の時はお互いがそれぞれ非常に苦しんだのだから」、そして「私たちは縁があってこうして出会って友達になったのだから」と言ってくれた時には、涙がでそうになりました(でも、彼女のお父さんの兄弟全員が日本軍の蛮行の犠牲となっているのです)。驚くのは、日本人だからといって、国民全員に嫌われているかというとそうでもないのです。

ローマ帝国にもモンゴル帝国にも、栄華を極め没落していく時期があったように、どの国にもそんな時代が訪れる可能性があります。日本はもうそれが終わり、今度は中国にバトンタッチしただけの事かもしれません。この国の変化を観察しつつ、また近いうちに上海へ来られたらいいなあ、と考えています。

 

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(余談ながら)梅雨の今は、この春夏に作ったリネンガーゼのパンツが大活躍です。

 

つい熱く語ってしまいましたが、要するに私にとって中国は、いくら来ても来足りない国だということです!(上の画像 撮影は全部夫です)。

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