春のオンラインストアは、4月18日頃から開く予定で、準備を進めているところです。

肋骨とぎっくり腰も治り、染作業も始めています。

春はまだ目が慣れていないので、この時期は柔らかい色に染めたいと思っていました。が、草木染めの淡い色は退色が早い(色褪せ)。

そこで今回は、薄い色でも比較的色落ちにくい、べんがらで染めてみました。(でもそこはやはり自然のもの。徐々に落ちてはいきます)。

べんがらとは、ラスコー洞窟などに代表される、原始の壁画を描くのに使われた土の染料。土をよく擦ってドロドロにし、絵の具のように使われています。インドのベンガルから日本に渡ったため、「べんがら」の名前がつけられたようです。

このべんがらに、水などを足し、体重をかけて揉み込んで染めていきます。草木染めのように、媒染を使って定着させていくのではありません。よく揉みこむことで繊維を土でコーティングさせていきます。結構な時間と力のかかる作業。墨染めに似ています。草木染めのように大量の水を使わないで済むところも気に入っています。

染まり上がった色は、ほんわかとしたパステル調の色。春にぴったりな色が揃いそうです。

しばらく前の写真ですが、近所のボルタリングジムへ行くところ。

家から1時間ほど、山道を歩いたところにあります。道端にある梅の花が咲いて、いい香りがしていました。ジムへ行くだけですでにいい運動です。

この時すでに、ジムはほぼ貸切状態でした(コロナウィルスの影響?山の中にあるからかもしれません・・)。