この藍のふちどりのカディブラウスは、春のオンラインストアとこの初夏の展示でもご好評いただきました。

「オンラインストアでみていいなと思ったけど、着るとどうなるかわからなくて・・」というお声を何人もの方にいただいたので、(わたしで申し訳ありませんが)着て写真を撮ってみました。

カディコットン100%のブラウス。こちらは300カウントの細い糸を紡ぎ織ってもらいました。インドのベンガルでつくってもらったものです。カウント300とは、一グラムの綿を300メートルに紡いで織ったもの。

カディもいろいろですが、これは本当に繊細で上等な素材だと思います。手紡ぎ手織りならではの、ぽこぽことふんわりした表情があります。さらさらとしていて、軽く、着ていて大変気持ちのよい素材です。

このカディは、軽くて風を通し、ピンタックのブラウスに並ぶ涼しさです。これなら真夏でも大丈夫。袖があるので日光も遮ることができますね。袖巾も大きく、腕も上がり、らくちんです。

手紡ぎ手織りのため、糸の太さの不均一さやムラがみえることがあります。ネップがあります。

写真の続きはオンラインストアで。


下は木版プリントのタンクトップ(頭がボサボサですみません)。

インドのサンガネールという村で作られた布を使いました。

木版で防染となる泥のようなものをスタンプし、藍で染めたものです。(防染されていないところが、藍で染まります)。手作業でプリントしているので、かすれやズレなどがありますが、機械では生まれないあたたかみがあります。

この柄をとても気に入っていて、特に両端の太いラインを生かしたデザインにしたくてこの形を作りました。白いリネンパンツに合わせるのを気に入っています。

このタンクトップは、前後にタックを入れ、バストサイズの差にも対応できるように作りました。(私のように平でもそれなりに、サイズの大きい方でもお召しいただけるように・・)。

手作業の布のため、仕上がりにムラがみられます。柄のかすれ、ずれなどがありますこと、ご了承くださいませ(自分で着られないようなレベルのものはありませんが・・)。

藍色は、天然藍で染めたものです。


こちらは、木版プリントのブラウスに合わせたものと同じリネンパンツ。

しっとりとした艶のある、ぽったりした質感の上質中厚地リネンです。

ブカブカしすぎず、ゆとりもあるのにすっきりしたシルエットの、とても履きやすいパンツです。今までに作った、生成りのイタリアリネンのパンツと同じ形です。

縫いしろは、折り伏せ縫いと三つ折りで丁寧に始末してあります。両脇にポケット付き。

ウエストはストレッチベルトで、ウエスト仕上がり寸法が62㎝と67cmの二種類あります(ウエストサイズはご希望に応じて調整いたします)。

若干透けますので、インナーの色に気をつけていただくか、または、お尻のかくれるくらいの丈のものを上にお召しいただくことをおすすめいたします。