長野にいるときは、作業着(古い藍のリネンチュニック)ばかり着ているので、あまり出番のないカディブラウスのですが、せっかくなので今回は何枚も持ってきました。

この写真のカディ、覚えておいでのみなさまもいらっしゃると思います。藍染の縁取りをつけて、ベンガルで手紡ぎ手織りしてもらったものです。

このブラウスを自分で着てみたのは、実は初めてなのです。着心地のよさにびっくりしました。フワフワで軽く、なんと涼しいこと!

何度か洗ってみたら、生地がポコポコしてきて、糸が元の姿に戻ろうとしているのがわかります。くせ毛の方にはよくお分かりいただけると思いますが、洗いたての髪のようです(私も洗うとカールしています)。

薄いだけでなく、この表面のぽこぽこした不均一さがあるから、肌にぺったりとつかなくて涼しいのだな、と暑いサイゴンで改めて思いました。

手仕事のカディ、やっぱりすごいです!