極薄カディ

見たいと思っていたKhadi インドの明日をつむぐの会期が20日までに延長となったので、hako plus展の前に行かれそうです。よかった、、!

最近はカディ、カディ、インド、インドとそればかりを話題にしているので、夫にいやがられています(たぶん)。

上の写真は、北インドの工房から送ってもらったサンプルをひっぱりだしてきたもの。こんな薄いカディは見たことがありません。これはもう織れる人がほとんどいない高級カディ、とのこと。

いつもはカウント100からカウント300というカディを使っているのです。カウント100というのは、1グラムの綿を100メートルの糸に紡いで織ってもらっているもの。5/12追記: カウント数を訂正しました。

「カウント」というのは、数が大きいほど糸が細くなります。人間がこんなに細く紡げることに驚きます。私が紡いだら1グラムが1メートルの長さにもならないでしょう。

そのいつも使っているカウント300のカディよりも軽く薄いこの生地。糸の太さの強弱もわかり、こんなに細い糸でも手紡ぎらしさがわかります。

すごくいいのですが、服に仕立てたら力のかかる部分が破れるのではないかと心配で、いままでどうしようか考えていました。第一、ブラウスにするには透けすぎかな、、。それならばストールをこの生地で作ってもらえないか頼んでみようと思っています。

左がカウント100のカディ、右がその特別な高級カディ。ボソッとでてる糸の細さが違うのがおわかりいただけるでしょうか?

マイクロプラスチック

先日うろ覚えで書いた、人間がプラスチックを体内に取り込んでいるという話、夫が ここここにあるのを見つけました。

その名前は「マイクロプラスチック」。1ミリ以下のプラスチック粒子のことだそうです。

化学繊維の衣類、カーテンやソファなどに使われる化学繊維が、経年でほこりとなって空気中を漂い、食事のお皿の上に落ちて人間がそれを食べている、ということです。

平均的な人は、年間13,731個 から 68,415 個食べているのだそう。

最近問題になっている海洋中を漂うマイクロプラスチック。ですが、魚介類が取り込んだマイクロプラスチックを人間が魚介類を食べることによって摂取する量に比べ、身の回りの化学繊維から摂取する量のほうが格段に多いということです。

プラスチックのバケツの前につっ立っていても粒子を吸い込むことはないでしょうが、ふわふわの繊維(フリースなど)は飛びやすいようです。

ペットボトル飲料の93%にはこのマイクロプラスチックが入っているという調査 (画面をスクロースすると世界の銘柄の検査結果がみつかります)もありますが、体内に取り込んだプラスチック粒子が健康にどう影響があるのかまだわかっていないということ。気をつけるのも気にしないのも自分次第ですね。