ここずっと毎日、人台とミシンに向かっています。
染めの作業も好きですが、この静かに作る時間を過ごせるというのもとても幸せです。なかなか決まらなかった長いチュニックのデザインとパターンも、4度目の正直でやっと出来上がりました。
今日からブラウスに取りかかっています。今のところ、全部袖付けのないフレンチスリーブしか思いつきません(←単に暑いから)。来年は冷夏だったらどうしましょう。
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しばらく前のことなのですが、日本からシルクピン(細い待ち針)を十分持ってこなかったので、近所の文房具兼裁縫道具店に寄ってみました。
お店のおばさんは、凶器になりそうに長ーーい金属製のかぎ針や編み棒を出してきてくれたのですが、「待ち針」という言葉がなかなか通じなくて四苦八苦。実物を持って行って見せたところ「それはない」との返事。
そこで、チャイナタウンのいつもボタンを買うお店(上)に行ってみたところ、日本製の裁縫道具や資材もザックザクありました。シルクピンもここで入手。
いつもボタンしか見ていなかったので知りませんでしたが、こんなに日本製のものがいろいろ揃っているなんて(そういえば、ここで買っている周りに刻みのある貝ボタンも日本製でした)。必要な時はここで買えばよいことが分かりました。このシルクピンは、以来毎日使っています。
チャイナタウンにいるついでに、数年前にラルフに連れて行ってもらった生地屋さんを探して寄ってみました。
割合とよさそうなレベルのリネンや綿が置いてあったので、お店のおじさんに聞いてみると「リネンは全部日本製。綿は日本製かドイツ製!」と、なんとも日本製好きの品揃え。ドイツ製も日本製も質がいいからだそう。お客さんも駐在員の奥様方が多いそうですよ(私は何も買いませんでしたが)。
タイのチャイナタウンなのに、日本製のものばかりに遭遇するという不思議な1日でした。せっかくタイにいるのだから、タイのものを使いたいのですが、道具はやっぱり使い慣れた日本のものがいいのです。