オンラインストアでご注文をいただいた分、今日は第二便を発送いたしました。

よく確かめながら梱包をしてお送りしていますが、万が一私の間違いなどありましたら、お手数ですがお知らせくださいますようお願いいたします。

発送の件ですが、佐川急便に改めて問い合わせてみたところ、早めに集荷のお願いをすれば、同日集荷に来てくれるとのことです。ですが、平日15時以降、土曜日12時以降、それから日曜祭日は、翌日以降の日にちを予約するシステムになったとのこと。

いずれにしても、最短でお届けできるように努力します。が、そんな事情で(特に土日祭日は)すぐに発送することができないこともあるということ、よろしくご理解いただけますようお願いいたします。

ボーケットジャパンの峰雪さんに、ソープナッツ(上の画像)を沢山送っていただきました。草木染め服の仕上げにつかうためです。

ここ何年間、洗剤遍歴を重ねてきました。アルカリウォッシュや純せっけんも使いましたが、それらアルカリ性の洗剤は、草木染めの変色が早くなります。「海へ・・・」は今でもオススメですが、このソープナッツも毎日の洗濯に使ってみるととても具合がよいので、草木染めの服の仕上げにも使おうかと。

今まで、藍染や鉄媒染の服を仕上げるのに、おしゃれ着洗い用の洗剤(具体的に名を揚げるとエマールですが)で洗っていました。藍は着初めに色移りがありますし、鉄媒染は鉄のにおいが強いので、しっかり落としておきたかったのです。

なのですが、洗濯機の水に対し、ティースプーン一杯にも満たない量しか洗剤を入れていないのに、洗いあがった服を干していると手がガザガザ。かなり洗浄力が強いですよね。仕上がりも、油が抜けきってガサッとした感触になります。汚れを落とす目的は見事に果たせますが、これで続けて洗っていれば、染料がどんどん落ちていっても仕方ありません。

そういえば、アジアの街角でプーンと合成洗剤の匂いがして咳き込むことがよくあります。ホテルのタオルなども、漂白剤と洗剤が強すぎて私には使えないのです(タオルは持参します)。アジアのスーパーの棚には、たいてい合成洗剤しか置いてありません。洗濯用だけではなく、様々な用途の洗剤、食器洗いの洗剤など、私たちはなんと大量の合成洗剤に囲まれていることでしょう。

そんな合成洗剤や漂白剤が人間の体によい訳がないと実感しています。近年、成人喘息が増えていることと全く関係がないとは言えないのでは?とも思います。

ノルウェーのベルゲン大学の研究チームが書いた論文が、科学誌『American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine』に掲載されました。そこには、化学洗剤を定期的に吸い込む人は、肺機能の低下がみられ、喘息にかかりやすくなるとあります。特に主婦や家政婦が危険にさらされています。10~20年間の調査で、10~20年間タバコを吸っているのと同じくらいの呼吸量の低下が見られるとの統計が。あぁ、こわいこわい。

ここのところの普段のお洗濯には、付属の小さな袋にそのソープナッツを数個いれ、そのまま洗濯機に放り込んでガラガラ回しています。ボーケットジャパンのベトナム産のものは、実が厚く、しわしわがなくなるまで繰り返し使えます。

明らかに手も荒れないことがわかります。当たり前ですが咳がでることもありません。排水も汚しませんし、洗濯機に石けんカスもつきません。これは「海へ・・・」と共に愛用できそうです。

草木染めのものを洗うには、洗濯機の手洗いコースで同じように回せばよさそうです。真っ白な服はは、ソープナッツの色がつくかも知れないので気をつけて。いくらか弱酸性なので、ウールやシルクが洗えるのもいいですね。

手洗いのものはどうやって洗おうか、これから研究するところです。台所用としても使えるそうなので、こちらも試してみます。